テレビデオ

オールインワンは壊れやすい

2002年9月6日

アタシはもう14年も同じテレビとビデオを使っている。テレビはビクターの25インチで、ビデオは三菱の Hi-Fi Fantas。どちらも88年製と古いが、未だにちゃんと見られる。

アタシは14年前、25インチの大画面でドラクエをやりたくて買ったのだが、当時の25インチは今と比べ物にならないぐらい高くて17、8万円もした。確かビデオの方も当時としては最新の装備で13万円ぐらいしたはずだ。

まあ、高かっただけあって、どちらも長持ちしていると言えよう。ちょっと不具合も出てきたが、14年も働いたのだから大目に見てやらねばなるまい。テレビデオとして・・・(謎)

話は4年ほど前にさかのぼる

まず、その頃からビデオの画面にザラツキが目立ちはじめた。次いで、2年ほど前から「ビデオ鑑賞」と言うには程遠い状態になった。これは時短サーチによるヘッドの摩耗が原因だろう。

同じく4年ほど前、テレビの方は、音声がステレオ→モノラル→ステレオと、自動的に、しかも頻繁に切り替わるようになった。そして、2年ほど前には「時々ステレオテレビ」になり、今は「完全モノラルテレビ」。

こわれてるっチューの!

そして1年ほど前、今度はビデオテープが巻き戻し不能になり、テレビのチューナーもイカレてきた。どういう症状かというと・・・、テレビをつけて10分ぐらいは普通に映るが、その後、突然砂嵐が吹き荒れて、完全に見えなくなってしまうのである。

そこでアタシはどうしたかというと・・・

  1. まず、テレビをつける。
  2. 次にビデオのスイッチを入れる。
  3. テレビはビデオ入力に切り替えてあるので、ビデオのスイッチを入れたとき初めて絵が出る。
  4. チャンネル切り替えは全てビデオでやる。

つまり、廃品同様のビデオを、壊れたかけたテレビのチューナーとして使っているのである。

(`⊥´)ゞ

おそらくこれは、ビデオを再生専用に使っていたおかげだろう。ビデオデッキはビデオとしての寿命を終えたが、チューナーが生き残ってアタシの耐乏生活を支えている。

当時のビデオは予約が面倒で、録画をほとんどしなかったのが幸いしたのだ。妹が買ったテレビデオなんか、先にビデオがぶっ壊れて、とっくの昔に廃品ダカンネ。それに比べて、ビデオとテレビを別々に買ったアタシは、倍以上の長持ちを味わっている。

電化製品というモノは、一見オールインワンが便利そうである。ところが、オールインワンは壊れたとき修理に出すのが億劫で、ついつい修理が遅れがち。そうすると、ちょっとした不具合が正常な機能をも蝕んで、ドミノ倒しのように全てが崩れていく。

株 ZAKZAK より

ソニーは11月1日、使い込むにつれて利用者のテレビ番組の好みを覚えて自動録画するハードディスクレコーダー「コクーン」を発売する。ブロードバンド(高速大容量)回線に常時接続することで、パソコンや携帯電話を使って予約録画もできる。

こんなモノを欲しがるヤツがいるのだろうか? まあ、いるから作るんだろうが、機械が出演者の好みまで察してくれるのかな?

いきなり妄想モード

Mは帰宅してすぐにコクーンのスイッチを入れた。

「おかえりなさい、Mさん。コクーン、ちゃんと録画しといたよ」

「どれどれ、じゃあ見てみようか」

「コクーンの学習効果はいかがでしょ?」

「ん? なんだよ、出てないじゃないか!」

「えっ! 誰が、誰が?」

「山口もえだよ、山口もえ。お前に俺の好みを覚え込ませようと思って、山口もえが出てくる番組ばかり予約したんだよ」

「すみません、コクーンは番組のレギュラー以外把握してないの」

「ったく、つまらんモノ作りやがって。ソニーの責任者出てこい!」

妄想モード終了

モノは便利になりすぎると、かえって可愛くない。それは、使い手に創意工夫の余地を残していないからだ。それともうひとつ、メンテナンスという大事な楽しみを奪うからである。

また、2台分の仕事を1台でこなす製品も便利そうで便利じゃない。単機能の製品を2台買った方が、たいてい長持ちするし、どちらかの機能が陳腐化したときや壊れたとき、買い換えが容易に進むのである。