グラウンドゼロ

防災意識を高めよう

2002年9月11日

同時多発テロから1年経過しましたが、現在、“世界で一番危険な男”は誰でしょうか? 生死がハッキリしないビンラディンでしょうか? それともイラクのフセイン大統領でしょうか? あるいは、キム・ジョンイルでしょうか?

どうも、アタシはジョージ・ブッシュのような気がするんです。戦争を仕掛けたくて仕掛けたくて、ダダをこねてるような気がしてなりません。確かに去年の9月11日の出来事は恐ろしかったですよ。アメリカ人は飛行機に乗るのが怖くなったでしょうし、アラブ系の人を見るだけで『テロリストじゃないか?』と疑うようになったでしょう。世界経済もテロでおかしくなりました。

しかし、だからと言って先制攻撃を仕掛けるのは、許されないと思うんです。アメリカ軍がこれまでに殺してきた民間人の数と、グラウンドゼロで死んだ人の数を比べたら、答えは明らかでしょう。

09/10/2002 ニューヨーク市の発表(AP)より

2001年9月11日にアメリカン航空とユナイテッド航空の旅客機4機がハイジャックされ、ニューヨークの貿易センター(WTC)ツインビルとペンタゴンなどに激突したテロ事件の犠牲者・死者・行方不明者の総数は、公式発表で3,044人(犯人グループ19人含む)となった。内訳は WTC で2,811人、ペンタゴンで189人、ペンシルバニアで44人。

WTC(ワールド・トレード・センター)でテロの犠牲になった人は2,811人。事故当日は5千人とも、7千人とも言われていましたが、最終的には3千人弱だったんですね。

そもそも、グラウンドゼロという言葉は、去年まで“原爆の爆心地”という意味で、広島・長崎を指す特別な言葉として使われることが多かったようです。確かに同時多発テロでアメリカ人が受けた衝撃は原爆並みだったでしょう。(免疫ないですから)でも、犠牲者数だけを考えるとケタがまるで違うんですよ。

2002年9月6日社説(日経)より

被爆から数カ月のうちに、広島で十四万人、長崎で七万人が死亡した。今もなお三十万人の被爆者が放射能の後遺症に苦しんでいる。

アフガニスタンで死んだ人の数は、2,811人を上回っているはずです。アタシは、自分の行いを棚上げして他人を攻撃するヤツが大嫌い! もちろんジョージ・ブッシュも例外ではありません。

ところで、9月11日の報道で一番印象に残った言葉はこれです。(出典は忘れました。確かテレビです)

「車のガソリン残量に気を配ってるよ。以前はギリギリまで入れなかったけど、今は半分を切ったら補給する。何かことがあったら、遠くまで逃げられるようにね。その時には、ガソリンも売り切れか、店自体が閉まっているだろうから…それから、クッキーのような非常食と水も常に車に積んでいる」

これは、あるニューヨーク市民の言葉ですが、いつ大震災が来てもおかしくない日本の国民は、普段から防災意識を高めておくことが必要だと感じました。9月1日が防災の日、9月9日が救急の日。そして、9月11日が同時多発テロの日。9月こそ、防災意識を高めるのに絶好の月でしょう。