大きな古時計

歌謡界の話

2002年9月28日

前回を読んだ人は、アタシがヒドイ芸能音痴だということがわかったでしょう。でも、知っている曲の一節となると、もっともっと悲惨なのです。ちょっと列挙してみると・・・。

宇多田ヒカル

♪It`s Automatic そばに いーるだーけで ラララララ ルールル ルールルルー♪

モーニング娘。

♪恋のー ダンスサイトー ウッ ハッ ウッ ハッ ホッ♪

島唄

♪島うーたよ 風にのりー 鳥とともにー 海をわたれー♪(歌手名はわからない)

浜崎あゆみ

歌詞はまったく頭にない。

GLAY

同じく、歌詞はまったく頭にない。

ゆず

♪みつかん あーじー ポンッ!♪(これかな?)

しかし! ♪おーきな ノッポの ふるどけい おじぃー さんのー とけいー♪ は、ちゃんと一節口ずさめるのです。だからスゴイ。

平井堅・・・『だれですかそれは?』というカンジですが、以前から、けっこう有名だったのでしょうか?

アタシがこの話をクラブ(読者限定)の掲示板に書いたら、以前北海道に住んでいたメンバーから、即座に答えが返ってきました。

デビューは結構古いんです。(10年前ぐらい)松本幸四郎が主演していたドラマ、「王様のレストラン」のエンディングテーマがデビュー作です。その後、全然売れない時期があって、3年くらい前に「楽園」でブレイクしたんですよ。売れない時期に北海道の FM 局でレギュラー番組を持っていたから、北海道内では結構人気がありました。

大きな古時計。この曲、ホントにいいですよね。芸能音痴のアタシが認めたんだから、今年のレコード大賞はこれしかないでしょう。最近は着メロに設定している人も沢山いるようです。原題は、"My Grandfathe's Clock"。1876年(今から126年前)にヘンリー・クレイ・ワーク(米国)によって書き下ろされ、日本では1962年の NHK 「みんなのうた」で知られるようになりました。

だいぶ古いので、曲だけでなく歌詞の方も既に著作権が消滅しているらしく、印税の行方が巷で話題になっているようです。著作権の問題がない曲は歌手にとってオイシイですよね。このあと二番煎じ、三番煎じ、出がらしが出てくるのではないでしょうか。

さて、話は変わりますが、最近日本語だか英語だかわからない歌が増えてると思いませんか? アタシにはどうも、わざと日本語に聞こえないように歌ってるカンジがするんです。平井堅のホームページを見たんですが、「大きな古時計」以外の歌もそうでした。

宇多田ヒカルやドラゴンアッシュは、最初から英語と日本語ごちゃ混ぜだしね。いや、曲は悪くないと思いますよ。けっこういいカンジで聴きやすい。でも、歌詞が全然頭に入ってこないので、極端な話、ルルルー、ラララーと同じなんです。メロディーと歌詞が頭に入ったのは、「大きな古時計」が「島唄」以来でしょう。

そして、メロディー、歌詞、歌手の名前まで覚えたのは・・・、だいぶ久しぶりのことです。日本の音楽は急激に多様化し、欧米に負けない曲も沢山出てきました。でも、情感溢れる歌詞は少なくなったような気がするんです。

島唄は沖縄チックですが、歌詞を良く聴くとグッとくるものがあります。The Boomは、世界中のエスニックテイストを自分達に取り込むのがうまいですよね。サンバ風の「風になりたい」なんて、カラオケで盛り上げソングとして人気があったなー。

ボーカルの宮沢は矢野顕子とデュエットして「釣りにいこう」なんてのも出してましたが、知ってました?

そうか「島唄」は The Boom というグループの宮沢っちゅう歌手が歌ってたワケね。このように、Shonan Rockets には音楽に詳しいメンバーもいるので物知りになっちゃいます。さらには、こんな答えも・・・

>その後、全然売れなくて3年くらい前に「楽園」でブレイクしたんですよ。

ダメモトで地方CMを江角マキコに頼んだら,曲が気に入って引き受けてくれ、そのために全国ネットの番組で紹介されていきなり売れたんですよね。

みんな、なんでこんなに詳しいんでしょう? 驚いちゃいますね。それともアタシが知らないだけ?