日産マーチ、久々の大ヒット

マーチの車名は公募で決まった!

2002年4月5日

「マーチ」という車名が一般公募で決まったことを皆さんはご存知だろうか。最近、新型マーチが好調なので、この話を思い出したのだが、たしか「マーチ」という車名が決まったのは、今から20年ほど前だったと思う。

そのとき、我々ヒマな大学生は、豪華賞品目当てに様々な「車名」を日産に送りつけていた。どんな賞品だったかは忘れたが、一等は当然新型車だったのだろう。しかし、奇抜な名前を考えればいいというものではなかった。このときは、「誰にでも親しまれる名前」がテーマだったため、応募数の多い名前になることが予め決まっていたのである。

さて、ここからが笑い話なのだが・・・ 奈良県出身の友人Nは、自信満々に「ある動物の名前」を書いて、毎日毎日、何通も応募ハガキを投函していた。ホントに、しつこいぐらい。

「お前、なんて書いてるんだよ」

「ごっつう強い動物の名前や」

「じゃあ、タイガーかライオン?」

「ちゃうがな、こまいけど強い動物や」

「こまいけど、強い・・・」

「はしっこうて、小回りが利くさかい、新型車にピッタリやで。ゴツイ車やないさかい、タイガーやライオンでは合わへんのや」

「なんだろ? 小さくて、小回りが利いて、強い動物って?」

「わからんやろか、これしかないっちゅう動物やで」

「チータ・・・じゃないよなー」

「ちゃう、ちゃう、もっともっともーっと、こまい動物や」

「ピューマ」

「そらスパイクのメーカーやろ。もうちっとこまい」

「ウルフ?」

「ブーッや」 (`ε´)

「降参だ。なんだよ、教えろよ」

「そやったら、ワシと同じ名前を書いて日産に送れよ。数が物を言うらしいで」

「わかったよ。教えてくれたら送るよ」

「やったら、教えたる」

「マングースや!」

「マングースゥー?」

「強いやん。あの猛毒のハブに勝つんやで。素早いでぇー!」

「蛇には勝つかもしれないけど・・・」

「採用されんでも、佳作っちゅうのがあるやん。選ばれたら、賞品分けよぅな」

「・・・」

このときほど呆れたことはない。Tomy は日産に「マングース」と書いたハガキを1枚送る羽目になったが、マングースが選ばれるはずはなかった。

当たり前である(ちび丸子ちゃんのナレーター風に)

そして、結果発表! コマーシャルには近藤真彦が起用され、「マッチのマーチ!」という謳い文句で、大々的な宣伝が打たれた。

「マングースなんて書いたのは俺達ぐらいだぜ」

「最初の“マ”がおうとるやん。いい線いってたわ!」

負け惜しみも程々にしてもらいたいものである。(ちび丸子ちゃんのナレーター風に)