夏休みは図書館へ

アタシのオススメ

2002年7月19日

※夏目漱石 「我が輩は猫である」

猫の擬人化はアタシのお得意。小学生の時から猫になり切って小説を書いていた。これホント! 小学校2年で原稿用紙55枚の作品を1日で書いた記録がある。

※星新一 「妖精配給会社」

星新一は全部読んだのでは? 意外なオチは星新一から学んだ。

※川端康成 「雪国」

15回以上読んでる。伊豆の踊子も有名だが、雪国の方が好き。ハッピーエンドでも悲劇でもない結末。『この読後感はなんなんだ?』と思うだろう。「国境の長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」この書き出し部分だけでも十分文学と言えるところがスゴイ。

読めば読むほど美しい! ノーベル賞は伊達じゃないぜ。

※梶原一騎 「巨人の星」

梶原一騎の描くシリアスな物語は、アタシのパロディーの源泉になった。「巨人の星」は小学生の時からパロディーしまくった作品だ。梶原一騎は誰が何と言おうと天才だ。スポ根万歳!

※なだいなだ 「クレージイ・ドクターの回想」

実は高校の先輩なのだ。面白いぞー。奥さんがフランス人で娘が4人かな? ちょっと特殊な家庭環境が笑いを誘う。ユーモアのセンスは、なだいなだ風?

※村上春樹 「ノルウェイの森」

何とも言えない雰囲気がいい。好き嫌いはあると思うが、時を忘れること請け合いだ。最近は金持ちになりすぎたので、「ノルウェイの森」あたりを読んだ方がいい。過去の作品に描かれている食べ物と、最近の作品に描かれている食べ物を比べると言ってる意味がわかるよ。

※筒井康隆 「時をかける少女」

毒のある作品も是非読んでみて。どこかアタシと性格が似てるかも・・・

※大藪春彦 「汚れた英雄」

全部読むと表現が似てるから飽きるが、「汚れた英雄」か「蘇る金狼」は読んでみたら?ちょっとの間だけど、別人になったような気分が味わえるぞ。変身願望がある人にオススメ。

※阿佐田哲也 「麻雀放浪記」

人生はギャンブルだ。ギャンブル小説の傑作は読んで損しない。

※アイザック・アシモフ 「黒後家蜘蛛の会」

アイザック・アシモフぐらい読めよな。SF で有名だけど、これもいいよ。

※渡辺淳一 「失楽園」

一時、渡辺淳一にはまっていた。なんとなく他のも読んでみたくなるところが技だね。

※塩野七生 「男たちへ」

「男たちへ」を読んで、ちょっと普段の態度が変わったのを覚えている。例えば短い靴下を履かなくなったこととか。

※開高健 「知的経験のすすめ」

開高健は「オーパ!」ばかりじゃない。君達は余りにも筆無精で、知的生活からかけ離れとる!チョット読んでみろ。真似できっこないけど。

※椎名誠 「岳物語」

椎名誠は人間として面白い。人をワクワクさせるのがうまい作家だね。

晴釣雨読

ここに書いた作家の文章は、たぶんどこかでアタシの文章と結びついてると思う。ひとつずつしか作品名を挙げてないけど、古い作品は、ほぼ総なめだろう。最近のは読んでないけど。 逆にぜんぜんダメだったのが、大御所としては五木寛之。50ページも読んでないかな?たぶん「青春の門」だったと思うが、長いので途中で読むのをやめちまったよ。せっかく買ったのに・・・

あと、安部公房も全然ダメ。読んでられまへん。高校の教科書に出てきて、「これは合わない」と確信したね。 その他では、文化人類学や戦後史の本が大好き。だから、図書館の文化人類学、歴史コーナーによく行くよ。

えっ? 君達、大人になってから図書館に行ってないの? 税金で本が読めるのに? そんなのもったいないじゃん。夏休みは晴耕雨読。でなければ、せめて晴釣雨読でいってみな。

あ、そうか。平日に図書館に行く機会がほとんどないんだ。平日の図書館は、ゆったりしてて、思う存分本が読めるんだよなー。行ける人は行ってみよう。目から鱗が落ちるよ。なんせ、タダなんだから。

マクドナルドでハンバーガー食って、図書館で水飲んで、本読んでたら、お金かからないよー。それでいて結構楽しいんだ。騙されたと思って行ってみな。

宝庫だよ。宝庫!