ER

Emergency Room

2002年7月25日

NHK で19日と26日に放送を予定されていたアメリカの人気ドラマ【ER】の放送が取りやめになった。放送されなかった2話分は、医学生が精神障害の疑いのある人物に殺害されるストーリーで、セリフに「分裂症」という表現があった。

NHK によると、今年6月に日本精神神経学会が「精神分裂症」の呼称を「統合失調症」に変更、社会復帰が可能な病気と報告されたことなどに配慮したという。 (夕刊フジ)

いやね、いつも見てるのに、ここ2週間見られなかったので『変だなぁー』と思ってたんですよ。

【イーアール】

なぜ、この番組が好きかというと、とても現実味があるからなんです。オペ室が血の海になるシーンなんて、日本ではタブーじゃないですか。ところが、【ER】では、それが日常として描かれているのです。

気管内挿管や電気ショック蘇生シーンなんか、もう当たり前で、下手な戦争映画よりずっと緊迫感があります。患者が嘔吐したり、吐血するシーンは、リアルすぎてホラー映画みたい。特に蘇生シーンは息を飲むほど緊迫感に溢れてます。

これを見れば、誰でも日本が救急隊に気管内挿管を認めないのは『おかしい!』と思うでしょう。だって、脳に4分間血液が送られなかったら、確実に脳死してしまうんですよ。たとえ心肺機能にダメージがなくても、脳死すれば終わりじゃないですか。日本の救急隊は、このまま、ただの運び屋さんのままでいいのでしょうか?

病院に運ぶまでに脳死が確定してしまう患者だったら、アタシは、たとえ医師免許がなくても、救急隊に気管内挿管をやらせるべきだと思います。【ER】 を見てれば、誰でもわかりそうなことなんですがね。

まあ、患者がもしチンピラなら、気管内挿管せずにタライ回ししてほしいですけど・・・

これは冗談として、【ER】でも、犯罪者がよく担ぎ込まれてきます。これも現実味を増している大事な要素。それから、日本と違って高度医療を受けるには莫大な金がかかりますから、税金でまかなえる医療と、そうでない医療の差も現実として描かれています。だから、貧乏人が高度医療を希望せずに死んでいくシーンもあるんですね。

これがスゴイ! 日本のTV番組なんて【ER】のリアルさを見たあとでは「屁」ですよ。