住基ネット(3)

横浜市は正しい

2002年8月6日

『ドリームキャスト』でハッキング (CNET)

ラスベガスで開催された『デフコン』ハッカー会議で2日(米国時間)、セキュリティー研究者2人が、ドリームキャストを、密かにネットワークを監視する装置として再利用する方法を披露した。

「私たちが攻撃しているのは、コンピューターのコンセプトだ」とヒグビーは述べ、米ティーボのテレビ録画機器や「知能の高い」新型自動販売機、さらにプリンターなどの多くの機器が、ネットワーク監視に利用できると付け加えた。

会社に忍び込んでネットワークに装置を仕掛けるだけで、攻撃を防ぐために設けられたネットワーク・セキュリティーの大半を簡単に破れるとヒグビーは述べた。

「装置を仕掛けるのは非常に簡単だ」とヒグビー。「短い時間しかないときに使える」

大部分の企業は、企業ネットワークの周辺、つまりインターネットと企業ネットワークの間にはファイアーウォールを築き、十分なセキュリティーを施しているが、社内のセキュリティー対策はかなりお粗末だ。したがって、社内ネットワークに装置を仕掛けるほうがはるかに簡単だという。

上の記事を読めば、住基ネットなんて簡単に破られるということがわかる。外部からの侵入に備えるだけでは、何の防御にもならないのだ。アタシは「ネコでも破れる」という風刺の意味で【住基ネット】を書いたが、もし破られて国民全員のデータが流出したらどうするつもりかね? 盗んだ人間が刑務所に入っても何の解決にもなりゃしない。流出したデータが悪人の手に渡れば取り返しがつかない事態に陥るだろう。

アタシは『住基ネット参加を選択制にした横浜市は正しい』と思う。住基ネットは、いずれ必ず破られる。いや、ことによると今が一番の狙い目で、すでにデータの一部が流出しているかもしれない。

まったくもう、 無意味な需要を作り出すことが議員の仕事だということが良くわかるね。これじゃムネオハウスと同類項じゃん。住民票なんて、そんなにしょっちゅう必要なものかよ? しかも、住基ネットは国民の生活を脅かす危険性さえあるんだ。それに比べたらムネオハウスなんて可愛いもんでしょ。

6年後にターイム・スリーップ!

とある場所に、よく当たると評判の占い師がいた。彼は、名前を聞いただけで、被験者のことがなんでもわかってしまうのだ。生年月日、血液型、離婚歴、家族構成、勤務している会社、病歴、その他諸々まで。

だから、こんなことを言って被験者を驚かせる。

「あなたには障害をお持ちの息子さんがいますね。お悩みは息子さんのことでしょうか?」

あるいは

「アナタは今、会社の先行きのことでお悩みですね」

そして、それらの話は、すべて図星なのである。信じない方がおかしいぐらいに・・・

カラクリはこうだ! 彼は予約制を採用していないから、誰が来るか予め知る方法はない。(実はここが信じさせるポイント!)

そこで、占いに来た人の名前を聞いたら、彼の助手猫“ニャン吉”が素早く住基ネッコを検索する。そして、出てきたデータをさらに詳しくインターネットで調べる。また、被験者宅の近くに住む飼いネコからネッコワークで被験者の噂を聞くこともある。

ニャン吉も飼い猫。ご主人様に稼いでもらわなければ食えないのだ。

時間を稼ぐため、占い師は踊ったり、わけのわからない呪文を唱えて、被験者をその気にさせる。そして約10分後・・・ 被験者のデータがテーブルの下に隠された液晶画面に表示される。あとは適当に人生相談をしていれば、30分で10万円の稼ぎになる。

こんなにオイシイ商売はない!

しかし、占い師にもちょっとした悩みがあった。それは横浜市が、住基ネット参加を未だに選択制にしていることだ。占い師は被験者のデータが検索できないと、いつも吐き捨てるようにこう言うのである。

「あなたは横浜市にお住まいですね」

住基ネットを破りたい人達の中に、占い師が含まれることは、まず間違いないだろう。