松井秀喜スッパリ決断-1

日本プロ野球のドラフト制度

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2002年11月1日

巨人日本一から二日後。松井秀喜がとうとうFA宣言した。でも、巨人はそんなに困らない。看板スターは他からいくらでも引っぱれる。多分、来年はペタジーニか中村紀洋が巨人のユニフォームを着るだろう。

待てよ、FA宣言して巨人を出ていった選手って、これまでにいたかな? いないよな。松井がやろうとしていることは、そーとー画期的なことだぞ。じゃあ、そもそも、なぜドラフトの目玉だった松井が巨人に入れたのかを考えてみよう。

「阪神タイガース。第一回選択希望選手、松井 秀喜。星陵高校」(パンチョ伊藤の声が懐かしいだろ)

あの頃は、ビリのチームが先に指名しても、なぜか巨人に松井を指名する権利があった。だから結局クジ引きになって長嶋監督が松井を引き当てたんだ。あの頃のクジ引きには到底納得できなかったな。力の均衡を図るためのドラフトなのに、ドラフトの目玉が上位チームに行けたんだもん。(10年前の話)

その後、ドラフト制度が変わったが、それも巨人に有利なドラフト制度だった。どんなドラフト制度かというと・・・

これぞ「生類哀れみの令」にも匹敵する天下の悪法「逆指名制度」である。このとき逆指名制度が導入されたのは、「選手が希望球団に入れるようにするため」・・・というワケのわからない理由だった。(「職業選択の自由」の曲解でしょ)

この制度のおかげでドラフト1、2位枠は、事実上、自由競争になってしまった。余った選手をドラフトで平均に割り振っても、力の均衡が図れるはずもない。その証拠に、「逆指名制度」になってから巨人が獲得した選手が巨人を日本一に導いたのだ。高橋(由)、上原、二岡、阿部・・・

さらに、従来の「逆指名」が「自由獲得」になっただけの新ドラフト制度ができたが、これも何のためかは意味不明。というか巨人のためだろう。(コミッショナーをカゲで操っているのはナベツネに間違いない)

補足

現在のドラフトは、自由獲得選手枠が最大2人まで認められていて、ドラフト会議前なら自由に選手を採用することができる。ただし高校生は自由枠では獲得できない。そして、この自由獲得枠を利用した場合、使わない球団とではドラフト会議でハンデが付けられる。自由獲得枠2人を使用しなかった球団はドラフト1巡目からの指名入札(重複の場合は抽選)に参加できる。

まだ、クジ引きも残ってんだよ。なぜか・・・

自由枠で1人を獲得した球団は、ドラフト2巡目からの参加。これは最下位球団からのウエーバー指名で実施。このあと自由枠2人を使わなかった球団がやはりウエーバーで2巡目を決めていく。自由枠2人を使い切った球団はドラフト3巡目からの参加で、これは逆ウエーバー(1位球団から)の指名となる。

なんで(1位球団から)の指名順に逆転するのかも意味不明。(というか巨人向けの変なルール)

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