2002年12月1日
今日は夕方から、平塚で【たそがれ清兵衛】を見るつもりだった。湘南ロケッツに、ある映画会社の営業マンがいるのだが、その男が「今年一番の秀作!」と太鼓判を捺しているのである。他の会社の映画なのに、寝返って宣伝するほど素晴らしかったと言うのだから、観るしかないだろう。
だが、アタシがいつも行く海老名では人気がなかったらしい。【たそがれ清兵衛】は、3週間で既に上映を打ち切られていた。おそらく客層の関係だろう。海老名の観客は比較的若い人が多いので、時代劇はウケなかったようだ。
VIRGIN CINEMAS 海老名は、ひとりでも多くの観客を集めるのに必死らしい。9スクリーンもあるのに、ちょっとでも客の入りが悪いと、すぐに午前中1回のみの上映になり、次の週にはアッという間にメニューから消えてなくなってしまう。ケイン・コスギ主演の【マッスルヒート】なんか、2週間で上映終了ダカンネ。(そのかわり人気がある映画には、3スクリーンでも4スクリーンでも平気で使う)
で、今回は平塚で観ることにしたのだが・・・
平塚ってどーにもイケテナイ街である。どこがイケテナイかというと、踏み切りのそばに映画館の駐車場があるのだ。
『なんだよ、なんだよ、開かずの踏み切りじゃんよー!』
500mほど先に踏み切りが見えるのだが、5分に1回ぐらいしか遮断機が開かない。それも、5秒とか10秒とか・・・。
『ったくよぉー、十分余裕を見て来たのに入れねーじゃん、なんで踏み切りの近くに駐車場の入り口があんだぉー!』
あと20分あるが、とてもたどり着けそうもなかった。でも、今日はファーストデイ。映画が千円で見られる日だから無駄足もイヤだ。そこで、アタシは海老名に向けてUターンすることにした。VIRGIN CINEMAS で話題の新作「ハリー・ポッターと秘密の部屋」でも見よう。
『わおー!』
今まで、こんなに華やいだ海老名の街を見たことがない。ラッシュアワーの人混みは毎朝のことだが、去年まで夜は閑散としていたのだ。特に今日は日曜ということで「ハリーポッター」が9スクリーン中4スクリーン。ViNA WALK は子供連れで大にぎわいだった。
『あらららら・・・』
アタシは上映時間の関係で、ガキの多い日本語吹き替え版に当たってしまった。1時間45分待てば字幕版にできたのだが、この映画は2時間40分もあるから、そんなに待てない。(映画を見て駐車場代が無料になるのは3時間まで)
『仕方ない、吹き替え版でイイや』
上映開始まで時間があるので、まずは腹ごしらえ。ついでにユニクロでチノパンも買ってやろう。(これで駐車場は4時間無料になった)
『本厚木なんて、もうダメだね』
本厚木は、街並みが雑然としているから好きになれない。駐車場は不便だし、全体の調和もとれてないから映画の待ち時間を潰しにくいのだ。
おっと、ハリ・ポタ上映開始の時間だぜ
アタシは原作も前作も見てないが、けっこう夢中で楽しんだ。子供向けかと思っていたが、大人でも十分楽しめる。2作目ということで登場人物の紹介はなく、いきなり魔法学校の2学期がはじまるのだが・・・。
『うーむ、ちょっとここで予備知識が欲しかったな』
どうもハリーは特別な生徒らしいのだが、どこが特別なのか、よくわからない。まあ、裏返せば、1作目を見た人に対して親切なんだけどね。
それにしても、魔法学校の舞台となった大聖堂や寺院が素晴らしい。いかにもイギリスらしい建物で、古めかしくて、天井が高くて、魔法学校っぽい。日本からわざわざ行く程じゃないが、原作を読んで、映画のロケ地を旅してみるのも面白いだろう。
『いやぁ、FSX ファンタジーはいいなぁ。子役の演技もイイ!』
むしろ日本語吹き替え版で良かったのかもしれない。子役達が声変わりしているそうだから、吹き替え版の方が聞き苦しくないだろう。違和感は全然なかった。声優もうまい人を使ってるんだろう。
それにしても、今の子供はいいよな。こんなに質の高い映画を見られるんだから。アタシが子供の頃見た怪獣映画なんかヒドイもんだったぞ。飛行機はプラモデルだと子供の目にもわかるし、ときどき操ってる糸が見えるほど合成がお粗末だった。
とにかくハリ・ポタは凝った映画で悪いところが見当たらない。1話完結の映画としても A 評価をあげられる。もしも原作や前作を楽しんでいたら、100点に近い出来かもね。なんたって2時間40分も子供を飽きさせないんだから大したもんだよ。
となりの女の子は熱烈なハリポタ・ファンだったのだろう。アタシが驚かないシーンで、何度も声を上げて感激してた。(多分、原作を知っていると、10倍楽しめるのだ)
原作もそのうち読んでみるかな。
ハリー・ポッターと秘密の部屋 特別版 DVD(1,350円)