日韓分催ワールドカップ (1)

羽田空港にて

2002年5月22日

今日は高知遠征に出発する日。羽田空港はワールドカップ間近で、とても警戒が厳重だった。同時多発テロ以来毎度のことだが、今回は特にキビシイ。どうやら手荷物にマグロ用のジグを入れたのがいけなかったようだ。おかげでバッグの中身をぜーんぶ開けられてしまった。

4分ほど厳重なチェックを受けたが、なんとか無事にチェックイン。でも、JAS の高知行きに乗るには、さらに出発ロビーからバスに乗る必要がある。羽田も広くなったから、駐機場まで5分もかかるのだ。

と、ココで事件発生!

満員のバスから降りようとしたら、身長140センチにも満たない小型オバタリアンがアタシを押しのけてバスを降りようとした。オバタリアンは脇の下をすり抜け、ムチムチした二の腕で腰の辺りをグイグイ押してくる。

『まったく、しょーもないオバタリアンだなー。慌てなくても飛行機は逃げないよ!』

『そ・そうだ!』

ここでアタシの脳裏に、ある素晴らしいアイデアが閃いた。

『こ・これだ! これぞ日本がワールドカップに勝つための秘策だ!』(星飛雄馬調で)

作戦名はオバタリアン・チャージ。長身ディフェンス陣を破るため、わざと小柄な選手を使うのである。森島がディフェンスの脇の下をかいくぐれば、相手はムカつくだろう。前・後半90分、たっぷり森島が嫌がらせを繰り返せば、相手は思わず手や足を出してしまう。そうすればペナルティーキックでイタダキ!

『こ・このアイデアをなんとかトルシエに伝えたい!』

アタシはこんなバカなことを考えながら羽田を飛び立った。