T.R.Y.

日本映画をいっぱい観るのだ

2003年1月15日

織田裕二主演の日中韓・三国合作映画「T.R.Y.」を観てきた。

確かに極東の三国が協同して映画を作るという意味では、トライ(試み)だったと思う。スピーディーな展開で1時間44分という上映時間はちょうどいいカンジだった。2時間を超えるヘボ大作よりはずっといい。年末、立て続けに2本も退屈な大作を観てしまったから、2時間以内の映画が適当な長さに思えたのかな。

若干アクションやトリックに不満が残るが、敵が襲ってくるシーンで、不覚にも1回のけ反ってしまった。「サイン」のときもそうだったが、アタシは敵が背後から突然襲ってくるシーンを観ると必ずのけ反ってしまう。(周りの観客にクスクス笑われるぐらい)

不思議なんだが、他の観客はピクリともしないんだよ。なんでだろう? いい方に考えると、油断しているときでも素早く身構えられるということかもしれない。(反射神経がいいのか?)

ところで、この作品は戦時中の話だが、我々日本人は大日本帝国時代の中国や朝鮮のことをほとんど知らない。今回、改めてそのことを考えさせられたね。日本は韓国や中国に散々文句を言われているが、事実、高校では、ほとんど何も教えていないに等しい。

「満州事変」のような単語は覚えているが、それは受験のためで、深く掘り下げた内容は何も知らないのである。まあ、日本史のイチバン美味しい部分は戦国時代と幕末だから、大日本帝国時代を丁寧に教えている時間は必然的にないんだけどね。

アタシは大学時代、麻雀をよくやったのだが、マンガンをツモって牌を倒すときに「満州事変!」なんて言っていた。誰もが満州事変について深く掘り下げた知識を持っていたら、ギャグにならなかっただろう。ところが、みんな言葉しか知らないからギャグになってしまうのだ。

最後に評価だが、「T.R.Y.」で使われた上海のセットはスケールが大きくて見応えがある。今後は現代の上海を舞台にした映画も観てみたいものだ。点数は・・・、日本映画を応援したいので、思い切って「マイノリティー・リポート」並みの75点を付けよう。

今年は迷ったら日本映画を優先的に観るのだ。