映画鑑賞の日々

13階段

2003年2月13日

11日はスターチャンネルで2本映画を観た。まずは【ジュラシックパーク 3】の感想からいこう。

この映画は、小さい画面で観たせいか、映画館で観た第一作ほどの迫力を感じなかった。やはりシリーズ三作目ともなると、リアルな恐竜にも慣れてしまったようだ。その分、ストーリーに工夫を凝らして欲しかったが、この作品はスピーディーな展開に重点が置かれていて、驚きや新鮮味は少ない。まあ、気軽に楽しめるエンターテイメントというところだろう。

評価は、【スターウォーズ・エピソード 2】より低い35点が適当かな。三作目で完全に終わりだね。

次は、ディズニーが制作したブルース・ウィリス主演のファンタジー映画【キッド】。このあいだ、ディズニーが制作した【オールド・ルーキー】を観たが、やはりディズニー映画は子供だましでしかない。【ジュラシックパーク 3】よりは若干楽しいが、大人が浸れるほどの感動はないと思う。もう、ディズニーの映画は映画館で観るのやめるよ。1,500円払う価値はない。

評価は、【オールド・ルーキー】と同じ50点だ。

さて、アメリカ映画にウンザリしたあとは、日本の映画を観に行こう。きのうは山崎努と反町隆史が共演した【13階段】VIRGIN CINEMAS に観に行った。

まず驚いたのは、死刑囚役で出演した雨上がり決死隊の宮迫の演技だ。バラエティー番組のイメージしかなかったので、かなり驚かされた。助演俳優の中ではイチバン目立っていたと思う。いや、ホント、宮迫はなかなか演技力がある。多分、今後も映画俳優として何度もお呼びがかかるだろう。

原作を読んでないのだが、映画の方はこれで良かったんじゃないだろうか。『ラストはどうなるだろう?』という期待感が最後まで途切れなかったし、「死刑」という重いテーマを扱っているにもかかわらず、映画を見終わったあと、それほど暗い気持ちにならなかった。

まず、前半の状況説明にまったく無駄がない。伏線を意識させることもなく、非常に巧みな展開で観客をスクリーンに釘付けにする。そして中盤から後半にかけては、予想もしなかった展開で時間の経過を忘れさせてくれた。もしこれが本なら、徹夜してでも読み切ってしまっただろう。現実味はそれほどないが、物語としては相当面白い。

欲を言えば、もうちょっと心に残るメロディーが欲しかったな。あと、お巡りさんの演技が目立ち過ぎと感じた。あのシーンは原作でどう描かれているのだろう? 伏線と感じさせない味付けにしても良かったんじゃないだろうか。

「サイコー!」と言えるほどスカッとする映画じゃないが、これは心に残る映画だ。最近の日本映画、けっこう頑張ってるよ。これなら映画館に足を運ぶ価値が十分ある。我々日本人は、将来のために、もっと日本映画を育てなければならない。だから良い作品は映画館に観に行こう。

評価は85点。なかなかの出来だ。観て損はないぞ。