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情報を発信する側の楽しさ

2003年2月25日

Mainichi Interactive 2003年2月20日より

IT 対応度、日本は20位

世界経済フォーラム(WEF)は19日、世界82カ国・地域を対象にインターネットなど情報技術(IT)への対応能力を指数化した「世界 IT 報告書」を発表、日本は総合で20位となった。

中略

総合1位はフィンランドで、2位以下は米国、シンガポール、スウェーデン、アイスランドと続いた。

中略

アジアではシンガポールのほか、台湾(9位)、韓国(14位)、香港(18位)がベスト20入りした。

この順位を意外と見るか、妥当と見るかだが、どうも妥当と言えそうな気がする。今日の日本では、IT に精通している人と、メールのやり取りすらまともにできない人のギャップが非常に目立つのだ。(これをデジタル・デバイドという)

NTT 西日本 より

デジタル・デバイド

インターネットやコンピュータなどの情報通信手段に対するアクセス機会および情報通信技術を習得する機会を持つ者と持たない者によって、そこから得る恩恵に格差が生じること。

庄治郎丸のメール予約などを見ても、メールアドレスを全角で書いたり、ピリオドをコンマにしている人が多いのは、だいたい50歳以上の人だ。もちろん団塊の世代にもインターネットをバリバリ使いこなしている人がいるけれども、その割合は極わずかと言えよう。

まあ、最近になってようやくメールアドレスのところに「神奈川県××市○○町・・・」と書く人はいなくなってきたが、2年ぐらい前までは、けっこういたのだ。世界的に見て、IT のレベルは20位が妥当な線だと思う。そして、この「デジタル・デバイド」は、年々その格差を拡大しつつある。大都市と過疎地、若年層とお年寄りでは雲泥の差になってきた。

日本では、ここ2, 3年で急激に利用者が増えたが、まだまだ情報の発信側は少ない。その辺が諸外国との大きなギャップになっているのではないだろうか。インターネットを利用してみると、情報の発信側になる方が遙かに面白いんだけどね。まだみんなその面白さに気付いていないらしい。検索の仕方をようやく飲み込んだぐらいの人が非常に多いと思う。

アタシの場合は1996年の9月頃ホームページを書きはじめて、同年11月25日に最初のアップロードをしたから・・・、既に6年半ぐらい書いてるわけだ。インターネットをはじめた動機も、世の男性に多いエロページを見たいという不純な動機じゃなく、最初からホームページを書きたいと思ったからだった。

この辺がちょっと、フツウじゃないのかもしれないが・・・。

途中いろいろあったけれども、情報の発信側に立つとインターネットは百倍面白くなる。これは大袈裟じゃなく、ホントに百倍だよ。だってそうだろう、自分がホントに気に入るページは、自分にしか書けないんだ。他人が見て面白いという以前に、自分が見て面白いページを作りたいと思ったから作り始めた。

多分、もう10万単位の人が ASHINOKO ONLINE を少なくとも1ページは見ている。中には Members Only やアタシの書いた関連ページを含めて3,300ページも読んだ人がいるんだ。こりゃ、下手な作家より読まれているかもしれないよね。そう思うと元気百倍さ。こんな面白いこと、死ぬまでやめらんねーな。

別に世のため人のためにどうこうという意識はないよ。こっちとしては好きなことを書いているだけだ。そして、皆さんにとっては、仕事や勉強に疲れたとき、週に一度ぐらい覗きに行くと、必ず何か書き足されているページにしたいと思っている。そんでもって、それが“クスッ”とでも笑えたら十分成功。ヒマが潰せればそれでいいんだ。

賞讃もいらなければ、批判もいらない。金をもらってるワケじゃないから、キライなら読まなきゃいいだけ。しつこく2ちゃんで文句を言う奴はただのバカ。逆に好きならブックマークを入れて、たまに覗けばいいだけ。そのかわり、好きなことを書いちゃう。自分で金払ってサーバーを借りてるんだからね。決して気張らないし、誰にも遠慮なんかしない。それが楽しいんだ。とても自由だから。

アタシャ1996年まで Angling や Fly Fisher を毎回欠かさず買っていたが、自分のホームページを書きはじめてからは、まったく買わなくなった。なぜかっつーと、釣り雑誌には釣りのことしか書いてなくて、飽きちまったからさ。『もっと釣りを通していろんなことを考える娯楽性の高い文章を読みたい!』そう思ったら、自分で書くしかなくなったのだ。

特に、文系・芸術系の人にはオススメだな。既存の雑誌に飽き足らなくなったら、みんなもホームページをドンドン作ろう!

さて

ここで経験談を語らせてもらおうか。アタシの場合、最初のうちは読者を楽しませようと気張り気味だった。すると、無理が祟ってすべてが悪い方向へ進みがちになる。でも、一山越えると友達もできて、反対にこちらが癒されることもしばしばになった。書けば書くほど楽しくなったね。

でも、これは予想しなかったことだが、性格が合わないくせに擦り寄ってくるヤツが中にはいるんだよ。それはなぜかっつーと、性格がまるっきり反対だから、逆に興味が沸くらしいんだ。

やってみて初めてわかったことだが、男女関係では良くあることさ。たとえば、自分が大らかな性格だが、整理整頓は苦手としよう。そして、あるときキレイ好きで几帳面な彼女と知り合ったとする。

ふたりの関係は、どっちかというと几帳面な彼女の方が一方的に恋してるという状態。だが、付き合いが深くなるにつれて、お互いの性格が違いすぎることに気付く。すると、相手のやることなすこと全てが目障りになってくる。

「ごはんよ」

「うるせーな、今、食べたくねーんだよ!」

「お風呂湧いたよ」

「それどころじゃねーんだよ。ほっといてくれよ!」

これと同じようなことが掲示板で発生して、「オメーなんか出てけ!」と言うと、そいつが2ちゃんで大暴れしたりするワケ。そういうことが実際にインターネットの世界でもあるからたまらんよね。

まあ、今は笑い飛ばしてるんだけどさ。最初のうちはホントに頭に来た。数万人にひとりぐらいそういうヤツがいると思った方がいいよ。あなたがまだそういう人間に出くわしていないとしたら、まだまだ修行が足らねーな。