雉も鳴かねば撃たれまい

イラクも石油が出ねば撃たれまい

2003年3月25日

イラクも石油が出ねば撃たれまい。そう考えてみると、どちらが「ならず者国家」なのか、わからなくなってしまうよね。

テロリストがどうのこうの、大量破壊兵器がどうのこうのと言ってるが、もしイラクがただの砂漠だとしたら・・・、おそらく今回の戦争は起きなかっただろう。サダム・フセインのような独裁者がいたとしても。

湾岸戦争の時とは全然状況が違うんだ。あのときは、イラクがクウェートを侵略したわけだから、まったく別次元の戦いさ。正当な理由があったし、国連決議でもイラク攻撃が認められていた。

今回、なぜフランスが戦争に反対しているかというと、イラクの石油開発にフランスが関わっているからに他ならない。フランスの他にロシアや中国も関わっているが、英米はフセインが君臨している限り、埋蔵量にして全世界の10%以上と言われるイラクの石油に手が出せないのである。つまり、今回の戦争は、あと出しジャンケンを正当化するための戦いなんだな。

ここで日本が直面している問題を考えてみよう。

キタ挑戦なんて、米英にとっては何の価値もない土地だ。だから、「日本がやられる前にキタをやってしまえ!」という議論は決して起こらない。イラクの場合とキタ挑戦の場合はまるで違う。

イラクの次はキタをアメリカがやっつけてくれると見ている人がいるようだが、そんなこたー絶対ない。アメリカは日本本土が攻撃を受けない限りキタに対する先制攻撃なんかしてくれないよ。せいぜい新型迎撃ミサイルの商談に来るのがオチだな。

そのためには、最新兵器のデモをやる必要もあるってことだろう。そう考えると、いったい、ならず者国家ってどこ?