8Mile

ヒップホップも悪くない

2003年6月10日

マトリックスがあまりにも混んでいたので、エミネム主演の【8Mile】を観ることにした。ヒップホップやエミネムに関心があったワケじゃないが、たまたま映画館に着いた時間が、【8Mile】の上映時間に一番近かったのだ。

うーん・・・、ちょっと評価が難しい。

映画の中に描かれているのは、まるでアタシに縁のない世界だ。しかし、主人公(ラビット)の境遇に妙な現実味があって、「誰でもいつかはチャンスをつかめる」って気がしてくる。

特に主人公の母親は、これ以下ないってぐらい最低の女で、あれがもしホントなら最悪の生い立ちだろう。でも、ギャンブルで大儲けしたらコロッと人が変わるところなんか、実に人間味がある。(日本人にも良くあるタイプ)

あとで調べたら母親役はキム・ベイシンガーだったが、アタシでも聞いたことがあるところをみると、けっこう有名な女優らしい。そういえば過去に見たことのある顔だ。ホントにどうしようもなく、だらしなーい女を演じてるんだけど、なかなか表情の変化が面白かったよ。(どんな風に最低かは、映画を見てくれ)

その他、特に印象に残ったのは、さとう珠生風の金髪ネエちゃんとのラブシーン。それと、主人公がつまらない仕事場に帰っていくラストシーンだ。「誰にでもチャンスはある」ってことを言いたいワケだから、ラストはあれでいいと思った。あそこでスターの切符を手に入れちゃうと逆にブチ壊しになる。(ハリウッド映画にはよくあるパターン)

映画の出来を評価すると、まあまあの70点というところ。だが、今まで関心がなかったヒップホップに興味を持たせてくれたので、社会的評価をプラス5点。短い言葉で韻を踏み、つまらない社会をこき下ろす。文句のひとつも言いたくなる世の中だから、こういう歌が自然に生まれてくるんだろう。

アタシがやりたいことと、ちょっと共通するところがある。スラングだらけで、早口だから歌詞の意味はわからないが、ちょっと真似してみたくなったよ。

ゴー・ゴー!

気付いたこと

映画の中で、Nigger(黒人)という言葉が何回も飛び出してきた。使い方は「最高のニガーだ!」って具合。『Nigger って軽蔑した言い方じゃないの?』そう思って Lycos 辞書 を引いてみると・・・

《軽蔑》黒人,「黒ん坊」,ニガー(⇒NEGRO〔類語〕);(東インド諸島・フィリピン・エジプトなどの)皮膚の黒い人種の人.
社会的に差別される人.きわめて軽蔑的で黒人の前では言ってはならない語とされる.しかし,一部の黒人は nigger に誇りをこめて自称する.

なるほどなるほど・・・、一部の黒人は誇りをこめて自称するのね。

それから、主人公ラビットの母親が狂っているギャンブルは BINGO だが、BINGO にもいろんな種類がある。カードに5×5の25マスがあって、無作為に抽出された5つの玉で5つ並びが完成すると大当たり。3つ並び以上が勝ちってやつが一般的だけど、他にピンボール風の BINGO もあったりして、どんな BINGO かはカジノによって様々だ。

アタシもゲームファンタジアの WORLD BINGO で超大当たりを引いたことがあって、そのときは一気に7,000枚のコインが手に入った。(残念ながら換金は出来ない)

派手に使ったけど、その後もスロットマシンで物凄い大当たりを引いたので、一時は貯留コインが1万枚を越えて半年も使い切れなかったっけ。だからアタシはゲーセンにもちょっと詳しいぜ。