インターネットの今後

利用者の変化

2003年6月19日

5年ぐらい前の状況

3年ぐらい前の状況

ここ2年以内の状況

このように、インターネットの利用者は年々増加し、多様化している。

しかし、レベルのバラツキが激しいため、今は利用者の意識も様々である。昨日のコラム【スパイ・ゾルゲ(映画の感想)】の中で、「監督と観客の間に温度差が・・・」と書いたけれども、ページ制作者と読者の間にも、かなりの温度差がある。

『何か新しい記事はないか』と思って見に来る人と、『反応のないヤツラは面白くない』と思いながら書いている作者の間には巨大なクレバスがあって、メールという簡単な通信手段があるにもかかわらず、それさえほとんど利用されていない。せめて、読んで気付いたことぐらい書いてくれればいいのに・・・。タダで楽しんでいるんだから。(読者からのメールは、のべ3万人のアクセスに1通ぐらいという状況)

インターネットの歴史は、まだまだ始まったばかり。だから、今はかなり自由。言論の統制も緩いし、無料でありがたいページを見られたりもする。つまり、無料お試し期間が長続きしているようなカンジなのである。

だが、いつか世の中は変わる。作者側と読者側の温度差が沸点に達すると、今まで無料で見られたページが突然有料になることも有り得るのだ。

新聞なんか、特にそうである。紙の媒体なんかやめられるモノならやめたいと思っているだろう。そうすれば森林が守れるし、記者は〆切時間を気にする必要もない。巨大な印刷工場もいらないし、新聞配達も集金人もいらない。おまけに記事の訂正はすぐできるし、臨時ニュースもテレビ並みのスピードで配信できる。もちろん動画も、フラッシュも、スポンサーのホームページへのリンクもできる。

作家や歌手だってそうだ。出版社やレコード会社を通さずに著作物が売れるなら、今すぐにでもそうしたいと思うだろう。想像してご覧よ。町から本屋、CD 屋、新聞屋などが次々に消えていく将来を。

妄想モード

20XX年、X月より ASHINOKO ONLINE の閲覧が有料になります。月210円(半年払い1,050円)をジャパン・ネット銀行に振り込んでいただくと、ベリサイン社から期間中有効な電子キーが発行されます。

内容は、お笑い釣り日誌(月3〜4回)、コラム(月10〜15回)、漁魔が行く(年3〜4回)、Flash Game Center となっており、会員専用の掲示板やチャット、WEBLOG などもご利用できます。

これは妄想だけど、10%ぐらい本気も混じっている。一人から月に150円もらえれば、会員数1,000人で月15万円。(50円は手数料で消えるとして)

少なくともこれだけあれば、サーバー代金、通信費、釣行費用、映画鑑賞料などがまかなえて、ページをなんとか続けられるだろう。(けっこう金かかってるんだよ)

月210円で1,000人の有料会員を集めるには、多分、1週間の訪問者数を少なくとも5万人ぐらい確保しなければならないと思う。つまり、金を出してまで見たい人は、1週間のアクセス数の2%あるかないかという予測を立てているワケだ。まあ、ネットで配信される情報に金を払う文化はまだ根付いてないから、これでも希望的観測だけど・・・。

でもね、そのうち新聞社が一斉に有料化することも考えられる。もし新聞が紙の媒体でなくなったら、物凄いエネルギーの削減だ。そうなれば二酸化炭素の排出量もガクンと減るだろう。

二酸化炭素の排出量と森林伐採を抑えないと十数年で地球の平均気温が1度上昇するかもしれない。おそらく中国の人達が今の日本人並みに車を持ったらそうなるだろう。だから、紙の媒体は減らしていかなければならないんだ。近い将来。

5年前のインターネットを思い出せる人は思い出してご覧。けっこう進歩しているよね。だから、5年後には紙の新聞が激減してもおかしくない。釣り雑誌なんか、今よりもっと売れなくなるよ。今日のことを今日知ることができるインターネットに、敵うはずがない。

問題は、どうやってネット上の情報を買ってもらうか。もう、この一点に絞り込まれている。それにはまず、利用者のレベル向上が欠かせない。次に、森林の保護、紙媒体の削減がいかに重要であるかをみんなが知ること。そして、情報が今よりもっと簡単に買えるようになること。ファイル交換システムなどのアンダーグラウンドを封じ込めることだ。