110番はひかえめに

あるオバタリアンとの戦い

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2003年8月22日

これは今から8ヶ月も前の話である。今頃なんでそんな話をするかというと…、コチラにもいろいろ事情があるってことだ。

この顔にピンと来ても110番しないでね

読売新聞の神奈川版に、こんな見出しがあった。『なんだろう』と思って読んでみると、神奈川県警が緊急性のない110番通報をしないよう、市民に呼びかけるというニュースだった。

県警は800枚用意したタマちゃんのポスターを明日から帷子川(かたびらがわ)周辺に貼るということだ。どうやら神奈川県警は、夏以来「タマちゃんが泳いでいる」という110番に悩まされているらしい。要するに、クダラナイことで110番するなってことだろう。

さてさて、このニュースで思い出したのだが、おとといの夜、海老名で映画を観て家に帰る途中、とんでもないオバタリアンに遭遇したのだった。田圃の中を通る狭い道で信号待ちをしていたら、広い道の方から1台の車が右折して来てね・・・

そいつは、こっちが停止線よりだいぶ後ろにいるのに、道の真ん中に止まって動かなくなった。20秒待っても動かないから、アタシは窓から手を出して「行けよ!」って合図した。

そしたら、いきなりパッシングですよ。パッシング!

『何だコイツ!』

現場図(厚木市上愛甲付近)

現場の見取り図

ここで詳しく状況説明すると、その道は3.6メートルぐらいの幅がある。こっちは、左側10センチ以内にピタッと停めてるから、当然女の車はアタシの車の横をすり抜けて行けるはずなのだ。その女の車は、最近流行のコンパクトカーだからね。

そこでアタシは、もう一度「行けよ!」って合図した。ところがその女、車を道のど真ん中に停めたまま、今度はクラクションを鳴らしやがったのだ。もうー、アタシャそこでブチキレですよ。ブチキレ!

『こ・の・野・郎!』って激怒した顔をして、抗議しに行ったね。もうそれは、ハリソン・フォードが怒った顔より恐い顔に違いなかった。(そのとき、ちょうどハリソン・フォード主演の【k19】を見終えての帰り道だったのだ)

「おまえ、何様のつもりだ!!」

「こっちが優先だからね!」

なにおぉー、コンチクショウ。いったい何を自動車学校で習ってきたんだか? 道交法にレディーファーストなんて項目はありゃしないのに。

「何言ってんだよ、こっちは停止線より後ろで待ってるだろーが。通れるだけのスペースを空けて待ってるのに、なんでどかなきゃイケねーんだよ! おまえが邪魔なんだよ!

「警察呼ぶからね!」

「おもしれぇ、やってもらおーじゃねーか。おまえ、どこに止まってんだよ。おまえが今いるところが停止線だろーが!」

アタシの車はその停止線より、さらに5メートルほど後方で、左側の余裕は10センチほどしかなかった。アタシは車を降りてるからよーく見えたのだが、どう見たって、女の車は楽にすり抜けて行ける。

「通り抜けられないなら、おまえが下がれよ」

「そんなこと言うなら、アンタがやってよ」

「ああ、いいぜ、そのかわり無事に抜けられたら土下座しろよ!」

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