浅田美代子のミチ子さん

70年代アイドルの話

2003年9月16日

きのうの夜、TBSの番組に浅田美代子が出てきた。番組の内容は「お宅拝見」だったが、どうやら今はひとり暮らしをしているようだ。絵やアンティークが好きなんだろう、家中が展覧会みたいだったね。自分の部屋の見取り図がまともに描けない不器用さには笑えたな。ブキッチョなところは昔とまったく変わらない。

ところで、浅田美代子と言えば、今は【釣りバカ日誌】のミチ子さん役だが、昔は大人気のアイドルだったんだ。証拠は下のリンクね。

http://ken.cside2.com/miyoko/

デビューは【時間ですよ】という番組の娘役かな? それとも住み込みのバイト役だったか・・・。その辺は忘れたけど、なにしろ演技も歌も下手クソで、ただただ可愛いだけのアイドルだった。【時間ですよ】の舞台はお風呂屋で、堺正章、森光子、西城秀樹、樹木希林、天地真理などが一緒に出てたっけ。もう当時の大人気番組だよ。視聴率、25%越えてたんじゃない?

でさ、お風呂屋の屋根の上で♪赤い風船♪を勝手に編曲して歌っちゃうの。(すごい音痴なんだな、これが!)

今調べたらね、この番組の脚本は向田邦子が書いてたらしいよ。ぜんぜんイメージが合わないからビックリだね。だってこの番組のウリは、何と言っても毎回女湯が覗けることだったでしょ。

でも、アタシャその頃オヤジじゃなかったので、興味は浅田美代子だった。女湯は付録のようなもんさ。歌が下手でも、セリフが棒読みでも、すべて許せるぐらい可愛かったの!! スター誕生で出てきたアイドルとは親しみやすさが違ってた。

アタシらの学校は浅田美代子の家が近かったので、学校帰りに美代ちゃんの部屋(二階)に向かって「みーよちゃーん!」と呼びかける同級生がいっぱいいたね。

すると、浅田美代子のママが出てきて、「美代ちゃん、まだ学校なのよ」なんて言うんだと・・・。何回もしつこく叫んでたんだろう。近所迷惑だから母親が出るしかなかったらしい。

ちなみに、浅田美代子の学校は東京女学館だったが、その頃、夏目雅子も女学館の生徒だったから、毎朝もう大変な騒ぎさ。夏目雅子は渋谷駅からバスに乗って学校に通ってたので、アタシの同級生たちも同じバスに乗ろうと思って、毎朝押し合いへし合いしてたそうだ。(夏目雅子は当時カネボウのキャンペーンガールだったが、その後「美人薄命」と言うと必ず思い出す“偶像”になった人。急性白血病で27才の生涯を閉じた)

ここで、浅田美代子のページの後援会会報 vol.11 を見てちょうだい。すると、クッキーフェイス(小麦色の顔)になってるのがわかると思う。当時は、「夏目雅子=クッキーフェイス=美人」という時代だったわけ。今と違って美白なんて流行ってなかったんだ。(ガングロとは違うよ)

一方、品川からバスで来るヤツらは、山口百恵に会おうと思って、毎朝待ち伏せ。これは前にも【あずみ】の感想で書いたけど、同じ品川学園に通ってた桜田淳子なんか目じゃなかったんだ。どうも山口百恵は言葉では言い表せないオーラを放っていたらしい。

アタシはその頃、桜田淳子の方が明るくてカワイイと思っていたが、品川から通ってた連中に言わせると、「桜田淳子なんて山口百恵に比べたら×××。雰囲気がまるで違うよ」ということだった。

だからね、顔はほんのちょっと似てるけど、どう見ても上戸彩は当時の山口百恵ほど魅力がないんだよ。雰囲気が違いすぎるの。もし今、山口百恵が映画に出るなんてことになったら、日本中大騒ぎだろう。2、3日前に【デブラ・ウィンガーを探して】という映画の話をしたけど、ああいう映画だとしても絶対観に行くね。日本版を【山口百恵を捜して】というタイトルで撮ったらヒットするぞー、きっと、絶対、間違いなく、必然的に。

ところで、アタシはその頃どうしていたかと言うと・・・信濃町の方からバスで通ってたので、行きも帰りも順心女子学園に通っていた林寛子と出会った。林寛子は黒沢久夫(黒澤明の息子で今は映画プロデューサー)の奥さんだった人で、当時二流のアイドルだったんだな。最近は埼玉で自由連合から立候補したから知ってる人もいるでしょう。(見事落選だけど)

http://www.bokura-best.jp/list/70s/70_hayashi.html

当時、アタシたちは面白がってイジメてた。「こんにちは、桜田淳子さん!」なんて声をかけて、ふくれっ面を見て喜んでいたのだ。グァハハ・・・

http://www.mainichi.co.jp/entertainments/geinou/0307/07-03.html

↑今年離婚したんだよ。「悪ガキに桜田淳子さん!って声をかけられてふくれたでしょっ」て話をすれば、彼女絶対思い出すはずだ。

さてさて、浅田美代子の話に戻ろう。

今日の話には何人か70年代のアイドルが出てきたけれども、その中で一番気さくだったのが浅田美代子ね。同級生たちと気軽に話してたし、浅田美代子の部屋で遊んだヤツもけっこういたみたい。なにしてたか知らないけど、不純異性交遊ではなかったらしい。(今じゃ死語だな。不純異性交友なんて)

浅田美代子が高校を卒業して、間もなく吉田拓郎と結婚しちゃったのにはビックリだったねー。その後、結婚生活が10年ぐらい続いたのかな? 離婚後に復帰して【釣りバカ日誌 7】からミチ子さん役をやるようになったのだが、どうして石田エリから浅田美代子に代わったのかは謎。未だに石田エリの方が良かったと言う人もいるようだ。

しかし、いいよね。年に一度「釣りバカ日誌」に出るだけで、けっこういい暮らしをしてるみたい。今じゃ天然ボケのオバサンだけど、強運の持ち主なんだろう。男運はあまりなかったかもしれないが・・・

アタシャ、浅田美代子のミチ子さん、悪くないと思うんだよ。石田エリはエロいイメージだけど、浅田美代子は気さくなオバサンというカンジで、肩の力が抜けてるところがイイ。とにかく自然なんだな。

青春歌年艦’73(1973) BEST30

青春歌年鑑'73(赤い風船などが入ってます)