リーグ・オブ・レジェンド

日本人には向いてない?

2003年10月13日

オールナイトで【リーグ・オブ・レジェンド】を観てきた。いつものように海老名のヴァージンシネマズへ行ったのだが、きのうと今日では雰囲気が大違い。なんと、なんと、近日公開のポスターがすべてKILL BILLに変わっていたのだ。つまり、そこらじゅうKILL BILL。「他の映画なんてヤメチマイナー」ってなカンジだった。まだ公開まで2週間もあるというのに・・・

さて、リーグ・オブ・レジェンド。

ショーン・コネリーが出てくる映画なんて久しぶりだ。この映画、まずどういう映画か説明しないと話がはじまらないのだが、その前にちょっとテストをしてみよう。以下の名前を見て、どんな人物か思い浮かべば○、思い浮かばなければ×をつけよ。

  1. アラン・クォーターメイン
  2. ネモ船長
  3. ミナ・ハーカー
  4. ロドニー・スキナー
  5. ドリアン・グレイ
  6. トム・ソーヤー
  7. ジキル博士とハイド氏

アタシの場合、どんな物語に出てきたか思い浮かんだのは「ネモ船長」「トム・ソーヤー」「ジキル博士とハイド氏」の3人だけだった。これらの人物は小説に登場するのだが、アタシが半分も知らないということは「誰もが知っている名前」じゃないってことだろう。まあ、名前を知らなくても見ればわかる「透明人間」や「吸血鬼」も含まれているんだけどね。

書名 出版社 「リーグ・オブ・レジェンド」の7人
ソロモン王の鍵 魔導書 二見書房 アラン・クォーターメイン
ソロモン王の洞窟 講談社
海底二万里 (創元SF文庫) 東京創元社 ネモ船長
菊地秀行の吸血鬼ドラキュラ 講談社 ミナ・ハーカー
透明人間 (講談社青い鳥文庫) 講談社 ロドニー・スキナー
透明人間 (偕成社文庫) 偕成社
ドリアン・グレイの画像 岩波書店 ドリアン・グレイ
トム・ソーヤーの探偵 学生社 トム・ソーヤー
トム・ソーヤーの冒険 ポプラ社
ジキル博士とハイド氏 恒文社 ジギル博士&ハイド氏

このうち、読んだことがあるのは【海底二万里】と【トム・ソーヤーの冒険】だけだ。それも小学校の頃だから、ほとんど内容なんか覚えちゃいない。

だから、「誰でも知ってるよね」という20世紀FOXのもくろみは、日本じゃまったく通用しないってことだよ。日本人は世界一の漫画好きだけど、読書は先進30カ国中、最も苦手な国民なのだ。ウソだと思ったら下のページの「教育」のところを読んでみな。

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おそらくねー、日本だったら「伝説の7人」はこんなカンジになるよ。

  1. ルパン三世
  2. あしたのジョー
  3. メーテル(銀河鉄道999)
  4. 坂本竜馬(お〜い!竜馬)
  5. 星飛雄馬(巨人の星)
  6. 宮本武蔵(バカボンド)
  7. ブラックジャック

ということで、この映画、日本人にとっては「夢の共演」になってないんだ。アメリカでどれぐらいヒットしてるか知らないが、日本じゃ大ヒットは無理だろうな。なんたって国民の基礎知識が違いすぎる。

あとね、あまりにも特撮が多すぎて、ストーリーの面白さが小説頼みになってるところが寂しい。だから、取り上げられた小説をひとつも読んだことがない人は、無感動で終わってしまうだろう。きのう紹介した【インファナル・アフェア】(香港名:無間道)を観た方がずっと感動できると思うよ。

まあ、アタシの場合は TOHO CINEMAS の一番大きなスクリーン(630人収容)で観たので迫力が楽しめたけどね。この映画は、是非、視界いっぱいにスクリーンが広がるような席で楽しむことをオススメしたい。(自宅のテレビで観たら全然面白くないだろう)

・・・ということで、試しに日本一大きなスクリーンはどこか検索してみたら、新宿ミラノ座だった。スクリーンの大きさは、縦8.85メートル、横20.2メートル。きっと新宿ミラノ座の前から7、8列目で観れば、吐き気がするほどの大迫力が味わえるだろう。この映画は、そういう楽しみ方に向いていると思う。

評価はね、ショーン・コネリーが出てなかったら E 評価まで落ちてしまうけど、ショーン・コネリーのおかげでそこまでヒドくはない。とにかく大画面で迫力を味わいたい作品だけど、C 評価がいいところだろう。

おっと、最後にもう一言。いかにもエンドロールのあとに1シーン隠されていそうなラストだけど、5分ぐらい延々とエンドロールを見せられるだけなので、エンドロールが出たらすぐに席を立とう。これを最後まで見せられると『長いっ!』という悪い印象だけが残ってしまう。

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