楽天広場でわかったこと

インターネットと釣り

2003年10月25日

楽天広場にページを開いてから3ヶ月が経とうとしている。今日はアクセス状況などから、最近考えたことを書いてみよう。

楽天広場の読者層

どんなページがウケるか

ということで、楽天広場でアタシのページがウケる要素はまったくない。活字離れが進んでいるらしく、特に読み物系は若い女性のページ以外ウケないのだ。最近は1ページ1,200字をだいたいの目安にしているが、これでも長いと感じるらしい。日本の将来は相当危ういぞ。文盲こそいないが、読解力も文章力もドンドン低下している。

もうこの先、釣りの話なんてウケないだろうな。釣り好きは年齢層が20代後半以上に限られるし、女性が極端に少ない。魚がもっと簡単に釣れないと無理だ。釣りキチの皆さんもスーパーで魚の値段を見るとガッカリするでしょ。簡単に釣れないくせに、なぜか売ってる値段は安いんだよ。回転寿司ならルアー1個の値段でお腹一杯。それを考えたら、とてもルアー釣りなんかできやしない。その辺の損得勘定ができない釣りキチになるには、子供の頃から釣りに親しんでなきゃ無理ってもんさ。

ハッキリ言おう。これじゃ、釣り業界に未来なんてない! 釣りの面白さは、大人になってから教えたんじゃ遅いんだ。大人の場合は初っぱなに大釣りさせるか、よっぽど悔しい思いをさせなければ2度目の挑戦もないだろう。インターネットが当たり前の世代にとって、自分でポイントを開拓したり、自分の釣り方を編み出すほど面倒なことはない。

もう土台が違うんだよ。試行錯誤は先人任せで「簡単に釣れる場所」「簡単に釣れる方法」がどこかに書いてないかと、まずは検索する。釣り雑誌に紹介されたポイントをわざと避けて穴場を探した我々とは感覚が違いすぎるんだ。そんな甘チャンの期待を見事に裏切りつつ、興味を抱かせ、深遠な釣りの世界に引きずり込むのは難しい。アタシャそれでも5年間続けたけどね。もう辛い思いをしてまで、釣り人を増やそうとは思わない。

ページを作りはじめた頃は、『インターネットほど釣りに向いたメディアはない』と思っていた。しかし、最近は『インターネットが釣り業界の足を引っぱっている』とさえ思う。誰が見ているかわからないところに詳細なポイント図や数釣りのノウハウなんか書けないことがわかってきたんだな。従って耳寄りな情報ほどメンバーズオンリーの掲示板に隠されるようになり、何か書いてあったとしても情報が古いか、誰でも知ってる好ポイントだけになっていった。

親切に教えてやったつもりでも、2ちゃんねるで叩かれたりしてね。「うざい」とか「自分は釣らないで俺たちに釣らせろ」とか、もう言いたい放題なんだよ。そんなことされたらベテランが初心者を拒むの当たり前でしょ。ひとこと言いたくなるようなヘタクソ、あるいは意地汚い釣りをしたから注意しただけ、あるいはマニュアル小僧を鼻でせせら笑ったりすると、プライドを傷つけられたってことで2ちゃんねるに駆け込むんだな。恩を仇で返すのなんか当たり前だと思ってやがる。

それから、ネットオークションで中古品の流通が活発になり、初心者もいないとなれば、新品なんか売れなくなるよね。新品が売れなきゃメーカーが釣りの振興をする余裕も生まれない。子供達はゲームやケータイにドップリ浸かって、お年玉で釣具を買わなくなった。こりゃーもう、お先真っ暗だ。

じゃあ、どうする?

極端な話、本当の釣り好きだけが残ればいいと思う。そうすれば、無駄に殺されたり脅される魚が少なくなって、魚が戻ってくるんじゃないかな。隣近所にお裾分けを期待されるほど釣らなくてもいいのさ。ほどほどに釣る人が残ればいい。だから今後釣り日誌を再開するとしたら、獲物の数や大きさに全くこだわらない文章にしていきたい。今までもそういう釣り日誌が多かったが、これからはさらにだ。