g@me の感想

狂言誘拐ドラマ

2003年11月11日

この映画は何の予備知識も仕入れずに見た方がイイかな。アタシは仲間由紀恵が出てくる「狂言誘拐ドラマ」ということだけ頭に入れて観に行ったのだが・・・

ストーリーと役者はまあまあ。2度ほど目を疑うような場面があり、「お見事!」と言いたくなるが、あとで考え直すと所々疑問符も付く。

最初のオチが一番面白かったので、そのあとがモノスゴーク長く感じた。114分のはずなのに、130分ぐらいあったような気分だ。最近観た映画では【マッチスティック・メン】に似たような・・・でも、【マッチスティック・メン】の方がはるかに面白かったな。この映画は、ちょっとしつこすぎる。2段目のオチが1段目よりビックリ仰天ならいいんだけどさ、3段オチで、しかもだんだん盛り下がっていくんだ。

というワケで、【g@me】はラストをバシッと決められなかったのが痛い。仲間由紀恵か藤木直人の大ファンでない限り感動しないと思うよ。2時間ドラマが実は巧妙な au のコマーシャルフィルムだった・・・なんかそんなカンジで薄っぺらなんだ。

もっともっと藤木の部屋を贅沢に飾っても良かったんじゃないの? スピーカーなんか数百万は下らない高級品を置いてほしかったな。映画なんだからその辺は思いっきり贅沢にね。そして、原作には出てこなかったかもしれないけど、何気なく小道具で伏線を張ったりさ。たとえば、ガムテープを口に貼るときハサミを使うとか。そうすればもっと面白い演技が見られたのに・・・

どうしてこんなに薄っぺらになっちゃったかというと、まず、音楽に緊迫感がない。あと、藤木直人にカゲやクセがない。オヤジ(石橋 凌)が渋すぎて藤木が完全に食われてる。身代金要求の脅迫状に infoseek のフリーメールなんか使ってる。(infoseek もスポンサーらしい)

うーん、仲間由紀恵に誤魔化されちゃったけど、よくよく考えると、この映画はかなり安っぽい。逆に仲間由紀恵はけっこう良かったということだけどね。

Tokyo stream g@me.photo book(出版社:フジテレビ出版/扶桑社) g@me Hi-Bit Edition

Tokyo stream g@me(フジテレビ出版/扶桑社)
g@me Hi-Bit Edition(DVD)