MATRIX ヘボ・イリュージョン
インターネット創生期
2/2ページ:最初のページ
2003年11月14日
では、個人がホームページを作る目的って何だろう? もしかして、知らず知らずのうちに、インターネットに作らされているのではないだろうか?
インターネットにエネルギーを供給するために・・・
- 最初は無料ホームページスペースがなかったので、古参組はプロバイダーのサーバーを使ってホームページを作りはじめた。
- しかし、その頃はまだハードディスクが高価だったため、5MBとか10MBといった、1年もすれば埋まってしまうような小さなスペースしか与えられていなかった。
- そこで古参組は独自ドメインを取得してサーバーを自費で借りるようになった。(この人達をインディーズと呼ぶ)
- 古参組にとってホームページとは、自分の意見や作品を公開するために必要不可欠な場であるから、金を払ってでもサーバーを借りる必要があったのだ。
- ところが、企業がタダでホームページスペースを貸し出すようになると、無料ホームページスペースが MATRIX
化してきた。つまり、無料の代償として広告をオデコに貼り付けられ、半強制的に企業の宣伝をさせられているのである。
- それと同時にスミス(荒らしさん)が登場しはじめた。スミスはなんでもかんでも自分色に染めないと気が済まないオコサマで、その多くはホームページを持たない宿無し。あるいは、ホームページを持ってはいるが才能がないので人を集められず、人気のあるページに嫉妬し、被害妄想しまくる電波(インターネットに負のエネルギーを撒き散らす人)である。
- スミスが登場するのは主にインターネット上の掲示板だが、人気のある古参組のページだと信者達によって袋叩きにされるのがオチだった。
- ところがここでスミス達の楽園「2ちゃんねる」が誕生する。これをアタシは負のルネッサンスと呼んでいる。
- “不満分子を募りたい”(煽り)“復讐したい”(誹謗中傷)“自分色に染めたい”(叩き)など、スミス達の欲望が爆発し、そりゃーもう目も当てられないぐらい悲惨な負の文化が続々と誕生していった。
- そして、純真無垢な学生達の間に負の文化が浸透し、学生達はスミスのコピーに成り下がっていった。
- だが、2ちゃんねる帝国の繁栄も長くは続かなかった。2ちゃんねるが訴えられ、次々に敗訴したおかげで、2ちゃんねるは IP の記録をはじめたのである。(この改革以降、スミス本人が責任を取らされることになった)
- と、ここまでが映画 MATRIX に描かれた世界観なのだが、映画に出てきたオラクルというのはブラウザソフト(IE とか Netscape)の象徴である。その証拠に
REVOLUTIONS では Cookie を焼いていただろ。
- でだな、映画の中で NEO はスミスと戦ったけれども、本当は戦っちゃいけなかったのだ。スミスが現れたら無視しなきゃいけなかったんだよ。スミスってヤツは殴れば殴るほど負のパワーを増幅させちゃうんだ。だから徹底的に無視するのが最大の防御であり、なおかつ攻撃でもあるわけ。
- 徹底的に無視されたスミスは最後にどうなるかというと、自作自演でパワーを使い果たして、寂しさのあまり自滅するか、2ちゃんねる(スミスの土俵:映画の中で土砂降りの雨が降ってたところ)に上がってしまうアホな
NEO を探して再び彷徨うかのどちらかだ。
- MATRIX のアホな NEO はそれに気付かなかった。だから、映画の中の NEO はスミスと勇敢に戦い、最後はスミスと差し違えてホームページを閉じちゃうんだな。ジャパニメーションをパクリながらね。
- そして最後に残ったのは当然・・・ブラウザソフト(オラクル)とインド人の女の子(インディーズ:独自ドメインで情報を発信する人)と、インターネットショップから荷物を届けるクロネコだけ。
- ふぅーっ! これで頭の中がスッキリしただろ。これが MATRIX の真相なのさ。

マトリックス レボリューションズ 特別版(DVD)半額!
Top / Column / 2003 / 11 / PREV < 14-2 > NEXT
