小型船舶免許の更新

水上バイクにブレーキはない

2003年11月21日

きのうは小型船舶免許の講習会に行って来た。(5年ごとの更新手続き)去年まで小型船舶免許は5級まであったけど、今は1、2級と特殊(水上バイク)の免許に別れているんだ。

1級

航行制限なし・・・2種類

20t未満
5t未満

2級

平水区域・又は海岸から5海里まで・・・3種類

20t未満
5t未満
湖川限定小馬力(主に淡水の平水域で、動力は20馬力未満)

特殊(水上バイク)

長さ4m未満、幅1.6m未満の小型船

旧4級船舶操縦士の免許を持っている人は水上バイク(特殊)の免許も同時にもらえるけど、これから1級や2級の免許を取る人が水上バイクを運転したいと思うなら、特殊の講習を別に受けなければならない。

それはなぜか?

水上バイクってホントに特殊なんだ。水上バイクの場合、ジェット水流を発生するノズルを左右に向けることで舵を取るでしょ。だから、スロットルをもどしてハンドルを切っても曲がらないんだよ。

これを知らないで水上バイクを運転したらとんでもないことになる。水上バイクにはブレーキがないからね。『危ない!』と思ってもスロットルを戻しちゃいけないんだ。スロットルを戻したらハンドルをいくら切っても真っ直ぐ突き進むだけ。

今、水上バイクの事故がとても多いのだが、それは免許制度の不備が原因だ。旧4級の免許を持っている人は水上バイクの実技講習を受けなくても水上バイクを運転できる。しかし、水上バイクの特性を知らずにリゾート地で乗り回せば事故を起こすかもしれない。

真向かいから相手が来たときは「右によける」・・・これは小型船舶免許を持ってる人なら誰でも知ってる“鉄則”だが、なんたって水上バイクは速いし、急反転も簡単にできるでしょ。だから、とっさによけるとき、どうしていいのかわからなくなっちゃうんだ。

そんなとき、あわててスロットルをもどしてハンドルを切ったらどうなるかというと・・・、惰性でまっすぐ進んじゃうんだな。だから物凄く事故が多いワケ。バイクを運転できても、水上バイクはまったくの別物と考えないと危険だよ。