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2003年12月7日
読売新聞の「コピーライターの道程」という記事にパッと目が止まった。
「世の中バカが多くて疲れません?」(エーザイ)
これイーネー!。そうそう、そうなんだよ。思わず「ほんとにもー!」とテレビに向かってつぶやいてしまう。
こういう気の利いたセリフを考えるのがコピーライターの仕事だが、映画の宣伝でもキャッチコピーは重要だ。だから今日は、映画のキャッチコピーについて考えてみたい。2003年はすでに65本の映画を観たので、この中から印象的だったコピーを選んでみよう。
まず、「詐欺だったで賞」からいっちゃおうかな。栄えある2003年公開映画・詐欺だったで賞は・・・
【シェフと素顔と、おいしい時間】の「あなたが心を溶かす」に決定! もう、誰が何と言おうと、ケッテイ! これだけは動かせない。
この作品はフランス映画で、原題は“DECALAGE HORAIRE”。英語の題名が“JET LAG”。日本語で言うと「時差ボケ」なのだ。だから日本語の題名からしてコピーライターが考えたものなんだよ。
で、この映画を見てアタシが考えたコピーがこれ。
【ケータイと字幕と、イラつく時間】「ケータイなんか投げ捨てろ!」
これが正しい! これをアタシと同じケータイ嫌いの日本人が見たら、きっと納得してもらえるだろう。(最近、本気でケータイをやめようかと思っている)
じゃあ、次行くぞ!
最近観た映画の中から【フォーン・ブース】「電話を切れば、殺される」は、思わず「なんで?」と言いたくなった。このキャッチコピーと予告編を見れば、たいていの人は観に行きたくなるだろう。ひとまず【フォーン・ブース】は「見たくなるで賞」にノミネートということにしておこうかな。
それから【死ぬまでにしたい10のこと】も捨てがたいコピーだ。原題は“My life without me”で映画を観た人は『原題こそ、この映画のすべてだ!』と思うはずだが、これを直訳して【私のいない私の人生】にしたら途端に見る気を失ってしまう。
この映画、【MATRIX REVOLUTIONS】、【ティアーズ・オブ・ザ・サン】、【KILL BILL】などと公開時期が重なったので『いい映画だけど、泣かず飛ばずで終わるかな?』と思っていた。だが、題名が優れていたおかげで意外にも好調でロングランを続けているようだ。よし、この映画も日本語の題名を「見たくなるで賞」にノミネートしよう。この題名はなかなか素晴らしいと思う。
じゃあ、話題の【ラストサムライ】はどうだ?
「武士道精神」
「かつて日本人だけが持っていた美学に、ハリウッドが心酔した。」
うーん、カッコイイけど、すでに観たアタシに言わせるとこうなる。
「あるぐれんさん、危ないっ!」
「ボーブ!」
「トム・クルーズが日本人のために流した涙。決して忘れない。」
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