2004年1月5日
車が一台やっと通れる狭い道。アタシは右から緑色のデリカ・スターワゴンに乗って登場した。しかし、現実の世界で自分の車は緑色のデリカ・スターワゴンではなく、ときどき白いレガシー・セダンである。(いつもは猫の足跡マークがついた薄汚れ)
左から来た車が譲らないので、アタシは仕方なく待避所で左から来た車をやり過ごした。しかし、左から来る車は途切れず、あとからあとから止め処なくやってくる。
仕方なくアタシはクルマの流れに乗って右へ進んだ。そして脇道に入り、峠越えで左に進もうとする。坂道はどんどん狭くなり、左右のブロック塀にクルマをこすりそうだ。なぜ夢の中にブロック塀が出てくるかは謎だが、この光景は横浜市戸塚区あたりに似ていた。
現実では有り得ないのだが、ここでアタシは車の屋根に上って運転している。ハンドルを遠隔操作しながら、左右のブロック塀に車をこすらないよう、細心の注意を払いながらノロノロと車を進めていくのである。
そして、とうとう峠に出た。アタシはそこで一休みしようと車の屋根から飛び降りる。すると、デリカ・スターワゴンは気球のようにゆっくりと上昇をはじめ、あれよあれよと言う間に雲間に消えていった。
そこでアタシはつぶやく。
「天高く クルマ消える 秋・・・」
く・くだらねー! しかし、よくよく考えると、これと似た夢を過去に何度も見ている。おそらくこれは、深層心理と関係があるのだろう。デリカ・スターワゴンは世の中をやや見下して突き進む自分の姿。そう言えば10トントラックほどではないが、常に少し世の中を見下して走っているような気がする。『こいつら何てバカなんだろう』と思いつつ。
仕方なく道を譲り、流れに逆らわずに右へ進むのは自分の性格だ。あくまでも我を押し通そうとはない。待つことは大の苦手。でも、自分の進みたい方向に進む方法は常に模索している。上へ上へ、人が通りたがらない危険な道を選ぶのも性格に似通っている。そして、なぜか坂道を下る夢は見ない。坂道を下ろうとすると、夢が終わったり、乗り物が消えてしまうのである。
富士も鷹も茄子も登場しない初夢。果たしてこれでいいのだろうか?「一富士 二鷹 三茄子」とは、そもそもどういう意味なのだろうか? ちょっと検索してみよう。有力な説を箇条書きしてみる。
ということで、坂道を上って峠を目指したのは、まあまあ縁起の良いことかもしれない。富士は見えなかったが上昇機運なのかも。それから、ブロック塀は周りからの圧力を意味しているのだろう。それを慎重にかいくぐっていく姿は、いかにも自分らしいと思えた。
戦車で邪魔物を薙ぎ倒すほどのパワーはない。でも、なんとかコソコソと降りかかる火の粉を除けていく。高いところが好きで、展望台や小高い山を見つけると、どんどん登ってしまう。登り切ったらあとは降りるしかないのだが、降りることなど考えてない。
そして、高いところに登ったら必ず一休みする。いつもならここで次の目的地を探すのだが、今回は乗り物が飛んで行ってしまった。『さあ、どうする?』という場面で夢が終わったのは、現実を暗示しているような・・・
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