少林サッカーの感想

文句なしに笑えるオバカ映画

2004年1月6日

映画通の皆さんは「何を今さら」と言われるでしょうが、アタシは1月3日の放映で初めて【少林サッカー】を観たんです。映画専門のスターチャンネルBSで観たんですけどね。この映画のメガトンパワーには参りました。

Amazon.co.jp DVD「二百万人が驚いた!」

「君はまだ、究極のサッカーを知らない」

このキャッチコピーは看板に偽りナシです。日本ヘラルドの宣伝部に爪の垢を煎じて飲ませたいぐらい。あそこの宣伝部は、いつも嘘八百並べるからねー。もう頭にきちゃう。何度騙されたことか・・・

このあいだもね、【すべては愛のために】というアンジェリーナ・ジョリー主演の映画を日本ヘラルドに騙されて見に行っちゃったんですわ。もう、いっつもなんだけど、映画の内容と宣伝文句が全然違うの。

「アカデミー賞最有力候補!」(マジかよ、ラジー賞の間違いだろ)

「お正月、思いっきり泣いてください!!!」(オマエに騙されたって、泣くわけ?)

まあ、これは映画を観ればほとんどの人に納得していただけると思うのですが、とてもじゃないけどオススメできません。無茶苦茶な宣伝文句がなければ、腹が立つほどじゃないと思いますが、この宣伝はハッキリ言って詐欺です。もしもこの映画がアカデミー賞を取ったら、この世も末。もう次の日は東の空から太陽が昇ってこないでしょう。アタシャ断言しちゃいます!

JARO に訴えてやろうかな・・・いや、マジで。こういう宣伝文句が許されてはイケナイと思うんですよ。日本ヘラルドはアカデミー賞をなめてます。

キーパー

じゃあ、少林サッカーに話を戻しましょう。これはどういう映画かと言いますと、まず「香港製、究極のオバカ映画」です。アタシャこれほどオバカな映画を過去に見たことがありません。でも、それはイイ意味ですからね。これほど笑った映画はないです。CGが荒っぽいのも全て許せちゃう。

昔テレビで観た「サインはV」をサッカー版にして、CGを進歩させたようなカンジと言えばわかるかな。内容は漫画そのものだけど、ボールと選手の動きが妙に合ってて可笑しいんです。(微妙に狂ってるところもまた可笑しい)

皆さんはマジャール旋回って知ってますか? ハンガリーの体操選手、マジャールが編み出した床運動の技なんですけどね。これは元々、あん馬の技だった旋回を床運動に取り入れたもので、今はストリート・パフォーマーが公園でやったりします。

で、そのマジャール旋回をサッカー選手が突然はじめるわけですよ。それも還暦間近の俳優がやるんです。そうすると、ボールがポンポンポーンと足に当たって、それが絶妙のパスになる。そのパスを主人公が少林拳で蹴飛ばすと、ボールは信じられない曲がり方をして相手のゴールに吸い込まれる。

また、ブルースリーそっくりのキーパーはキーパースローを相手のゴールに突き刺してしまう。もう、ハチャメチャを通り越して芸術的なんですわ。

しかも、ハリウッド映画みたいに2作目にネタを取っておこうなんてケチな考えは一切なし。考えられる全てのアクションを1作に詰め込んだ究極のサッカーなんですね。 中国の国民的アイドル、ヴィッキー・チャオも可愛いですよー。皆さん、これは是非観ましょう。