「映画や音楽は自宅で」派増える

文化に関する世論調査

2004年1月25日

2003.1.24 asahi.com より

映画や音楽、演劇をこの1年間にホールや劇場などの施設で鑑賞したことがあると答えた人は50.9%で、96年前回調査の54.4%から減少。

これまでに集めた情報を整理しよう。

  1. 年1回でも映画館で映画を観る人は、成人のおよそ半分と考えていいだろう。
  2. 日本の人口を年齢別にみると,15歳未満(総人口の14.6%),生産年齢人口は86,219,631人(同67.9%),老年人口(同17.3%)となっている。
  3. 2002年の映画館入場者数は、日本全体で(のべ)1億6千万人ぐらいだった。
  4. 以上の情報から、映画館で1本でも映画を観る人を約5000万人と仮定すると、年間3回映画館に足を運ぶ人が偏差値50ぐらいになる。(映画館に行かない人を無視した場合)

ということは・・・2003年で言うと、【MATRIX RELOADED】と【踊る大捜査線】を映画館で観て、【MATRIX REVOLUTIONS】は、DVDにしようか、映画館で観ようかと迷った挙げ句、結局見なかった。そんでもって年末に【ラストサムライ】を観たという人が、平均的な日本の映画ファンだろう。(当たらずとも遠からじの人がけっこういると思う)

映画館に来る人を観察してみると、海老名の場合、見た目20代の女性が一番多い。(見た目20代は、かなり幅広い)。次に多いのが20代後半から30代前半ぐらいの男性で、ティーンエイジャーや大学生風の割合は意外に少ない。若者はみんな映画鑑賞料が『高い』と感じているのだろうか?

毎月1日の映画の日なら誰でも1000円。水曜日はレディースデイで女性のみ1000円。レイトショーは1200円。このように、けっこうお得な割引もあるのだが、観客数は伸びていないようだ。

日本の人口ピラミッド

なんだそうか、単に第二次ベビーブーム世代が多いってことか。いや、待てよ。それにしても、その下の世代は何やってんだよ。だらしなくその辺の地べたに座ってるのは目立つけど、イイ意味で目立つことは少ないぞ。からっきし元気ないもん。むしろ中年の方が好奇心旺盛で、あちこち飛び回ってる、若者は昔より金も元気も体力もなくなってるな。指先だけは元気だけど・・・

このあいだ読書のことを書いたけれども、何と十代の4人にひとりは本をまったく読まないそうだ。他にも、小学校3年生に逆上がりをやらせてみたら、1割しかできなかった。などなど・・・かなり悲惨な子供・若者像が浮かび上がってくる。

それから最近釣りについても書いたが、二十歳以下の釣り人口は、どんどんゼロに向かって減り続けている。釣り道具屋から子供が消えてから、およそ7、8年経つから・・・日本の釣りは、あと20年もすれば老人だけの遊びになるだろう。

スキーもそうだな。温暖化と同時進行で若者のスキー離れが深刻だから、北海道以外からは選手が出てこなくなるだろう。20年後のサッカー日本代表はブラジルから帰化した選手が半分になり、20年後のプロ野球はだんだんチーム数が減って6球団ギリギリでやってるかもしれない。

まあ、本にしろ映画にしろ、見りゃいいってもんじゃないよ。本なんか、気に入った本が数冊あればいいのかもしれない。スポーツだって、何にでも手を出す必要はないさ。人数が減ってるんだから、サッカーや野球は名門校に任せときゃいい。

だけど、ゼロはダメなんだよ。ゼロは。

まるっきり本を読まない。映画も家で漫然と観ているだけ。スポーツをやるわけでもなく、テレビはバラエティー番組やグルメ番組ばかり見ている。新聞代わりに2チャンネルを見て、ゲームやって、ケータイで出会いを求めて、釣りに誘われても「寒いから」と断り・・・

こういう人間が多くなれば、当然マンパワーが落ちていき、少子化とのダブルパンチで日本は急速に競争力を下げることになる。もう、すでにはじまっているが、自分の周りの人だけは、なんとか気付いてもらいたいんだよね。