2004年2月7日
大学時代からの友人、ピラニアのところへ遊びに行った。ピラニアは今どき珍しい三人姉妹の父親で、子供たちをときどきサンリオ・ピューロランドという遊園地に連れて行く。
「子供を三人も連れて行ったら金がかかってしょーがねーな」
「もう大変だよ。一万円がアッという間」
「どれどれ、インターネットで調べてみよう。入場料はいくらだ?」
入場券(ご入場と各種無料のショーをお楽しみいただけます)
大人(18才以上)3,000円
中人(12-17才)2,700円
小人(4-11才)2,000円
「一番下のチビはタダだけど、入場料だけで一万円だよ」
「しょえー! 乗り物だの食事だのを入れたら一万五千円だな」
「それだけならまだいいんだよ。無料のショーってのがクセモノなんだ」
「えー? 何か売りつけられるの?」
「そーなんだよ。キティーちゃんやシナモンが舞台で悪者にいじめられるんだよ」
「えっ?」
(`ё´)
「そうすっとさ、アナウンサーのオネーサンが言うわけ。『おねがーい! みんなー、光る棒でキティーちゃんたちを応援してあげてー!』って」
「光る棒?」
サイリュームライト
「なんかさー、パキッと折ると光るライトがあるじゃん。あれだよ」
「あー、ケミカルライトね」
「あれを会場で売り始めるんだよ。一本500円で」
「高いなー! でも、別にそんなの買わなくたっていいじゃん」
「そんなわけにいくかよ。『おねがーい! みんなー、光る棒でキティーちゃんたちを応援してあげてー! そうしないとキティーちゃんたちがヤラレちゃーう!』ってオネーサンが言うんだぞ。舞台ではキティーちゃんたちがボコボコにされて、子供に助けを求めてるし・・・」
「ハハハ・・・おもしれーじゃん。キティーちゃんたちが袋叩きになるところを是非見てみたいね」
「子供たちはそんなこと考えないでしょ。『パパーッ! キティーちゃんがヤラレちゃうよー。早く買ってぇー』って騒ぎだすんだぞ。買わないわけにいかないじゃん。買わなかったら親のメンツ丸つぶれだよ」
「それで500円イタダキってわけか。実は無料じゃねーんだ。そりゃ詐欺みてーだなー」
「だ・か・ら・さー、今度行くときはダイソーで100円の光る棒を買っていくよ。ダイソーなら三本で100円だから」
「なるほどー、準備がいいな。オマエもそーゆー情報をホームページに書けばいい。そうすりゃ、サンリオ・ピューロランドに子供を連れて行く親が『チェッ、やられた』って思わなくて済むじゃん。そーゆーのが『有益な情報』っていうんだぞ」
どこが有益な情報なんだか・・・
そこで我々は再びサンリオ・ピューロランドのページを見はじめた。
「おいっ! 光るペンダントで応援するって書いてあるぜ」
「なにっ! 棒じゃなくなったの?」
「棒利を見破られたから新しいのを考えたんだよ」
「そうかなぁー、その光るペンダントっていくらするんだ?」
光るペンダント
「楽天で1,260円ってことは、会場では2,000円ぐらいかな」
「まったくもぉー! サンリオのやつ、商売がうまいなー!」
ヾ(`Д´)ノ
みなさん、そういうときは釣具屋に行ってケミホタルを買いましょう。その場限りの子供だましなら、安いケミホタルで十分。でも、光るペンダントは電池式だから夜のウォーキングに便利かもね。これは話題の「青色発光ダイオード」だよ。