吉野家の牛丼

原価計算むずかしい

2004年2月11日

今日、吉野家のアメリカ産牛肉が各地で底を突きましたね。「吉野家の牛丼、最後の一杯」をレポートしたテレビを見た人も多いでしょう。asahi.com ではビデオニュースも見られました。

ここで、牛丼(吉野家)のコストパフォーマンスを研究したページをご覧ください。

吉野家簡易研究

このページによると、並(280円)に乗っている具材(肉+タマネギ)の重さは70gで、汁入りのご飯が300gです。次にこのニュース。(見出しのみ)

吉野家・築地店が国産牛の牛丼…「並盛」500円 (読売新聞

具材に使われている肉の量を同じとした場合、肉だけで220円も高くなったわけです。何だか変だと思いません? アメリカ産の牛バラ肉がタダみたいな値段だということは確かでしょう。ヒドイ言い方ですが、これじゃ吉野家の牛丼はご飯にアメリカ人が出した残飯をのせているようなモノです。

じゃあ、牛丼並にのっているアメリカ産牛肉の原価を10円と仮定して並と大盛りを比較してみます。

 並  具材70g ご飯300g 280円
大盛り 具材90g ご飯360g 440円

大盛りの肉は原価約13円。(+3円)その他の具材(主にタマネギ)を+2円と考えると・・・ご飯60gの値段が155円もするとは考えられないので、大盛りは大損ということになります。ご飯1gが1円以下だということは間違いないので、手間は変わらないのに並より100円以上余計に取られるんですね。

だから、並だとちょっと足りないという人は、まずマクドナルドのドライブスルーでハンバーガーを1個買ってクルマの中で食べちゃう。その後、吉野家で牛丼並を食べればいいのです。そうすれば364円でお腹いっぱい。そのかわり夢も希望もなく、殺伐とした戦場のような気分を味わうことになるけどね。