Yahoo が Google と決別

検索業界の今後

2004年2月21日

去年から予想されてたことだが、とうとう Yahoo と Google の縁が切れるらしい。

2004.2.19 asahi.com「from SILICON VALLEY」より

ヤフーは18日、グーグルの検索エンジンの使用を止め、独自の技術を使うことで「より包括的かつ関連性のある」検索結果をユーザーに提供すると述べた。

Yahoo は去年、検索エンジンの Inktomi と、アドワーズ広告の Overture という会社を買収した。だから今後は検索エンジンとして Inktomi を使い、アドワーズ広告業務を Overture の技術で育てていくだろう。

Google がはじめたアドワーズ広告については、一度目を通しておくといい。簡単に言うと、検索された語句にマッチした広告を検索結果に表示するのがアドワーズ広告だ。手っ取り早く言うと「検索結果も金次第」ってことなんだけどね。

これによって、ちょっとばかり検索業界に変化があるかもしれない。今までは Yahoo & Google が圧倒的な強さで他を寄せつけなかったが、今後は Yahoo と Google が同等、3位に MSN という三強時代になるだろう。

そして、4位以下は他にない特徴を出さないと生き残れないと思う。あるいは読売など大手の新聞社と提携または合併するかもしれない。新聞も今後どうなるかわからない媒体だから必死のはずだ。徐々に紙面からインターネットにシフトせざるを得ない。そうなると、やはりどうしても自前の検索エンジンが欲しくなる。アドワーズ広告は広告主にとって効果を上げやすいから、今後どんどん普及していくよ。

たとえば「ビール」を検索したとき、キリンが上に来るかアサヒが上に来るかは大問題。試しにこれを Google でやってみよう。すると、現時点ではキリン、アサヒ、サッポロの順になる。

ここで検索結果の1ページ目に名前すら出てこないサントリーがアドワーズ広告を仕掛けたらどうなるかというと、1位のキリンの隣に四角い枠が表示されて、その中にサントリービールのリンクが表示されるようになる。

その際、サントリーはクリックされたとき初めて広告料を払えばいい。1クリックいくらという相場は入札で決まるが、競争相手がいなければ最低価格でオッケーだ。(詳しいことはアドワーズのページを読んでね)

近い将来、大手検索サイトにはテレビ局と同等の広告料が流れ込むかもしれない。そうなると・・・

などなど、情報メディアのグループ化がはじまるのではないだろうか?(上記のグループ分けは想像です)