マスター・アンド・コマンダー

アカデミー賞、納得です

2004年3月3日

この映画は女っ気がまったくないけど、そのかわり映像の迫力が素晴らしい。アタシは予告編を見て『アカデミー・撮影賞はこの映画が取るんじゃないか』と書いたが、予想が当たってうれしいよ。

特に嵐のホーン岬を命からがら帆走するシーンが凄かった。思わず「スゲーッ!」って小声で言っちゃったぞ。とにかく映像が本物っぽいんだ。デジタル・エフェクトだってことを忘れさせるぐらいリアリティーがある。

ストーリーは単純だけどウソっぽさは感じない。映像のリアリティーと最後まで飽きさせない構成が◎だ。それから、主演のラッセル・クロウと片腕の少年とガラパゴス諸島の風景が○。総合評価は A- かな。この映画は特に男性にオススメ。女性は出てこないに等しいからね。女性にはあまりウケそうもないのでマイナスをつけてみた。

この映画を観れば、指揮官たる者は「飴とムチ」をうまく使い分けなきゃイケナイってことがわかるだろう。あと、イザというとき部下を奮い立たせるセリフを言えなきゃイケナイってこともね。現実には小言の「雨」を降らし、現場に対する「無知」を晒してる痛い上司が日本には多すぎるけどな。

みなさんの上司はどうだろう?

さて、ここで話がチョット変わるよ。

先月書いた【ニューオーリンズ・トライアル(陪審員制度がわかる映画)】を是非読んでもらいたい。普段政治に関心がない人も「裁判員制度」には関心を持たなきゃいけないぞ。与党の出した法案がこのまま成立した場合、他人事じゃ済まなくなるのだ。