2004年4月11日
背後のテレビから“ポーン ポーン ポーン”という音がした。チャンネルはNTV。午前2時50分からはじまったJリーグの試合中だった。試合が始まって間もなくの午前3時過ぎ・・・
ニュース速報
アルジャジーラが「武装犯人グループはイスラム教聖職者の説得に応じて24時間以内に日本人を解放する」と伝えた。
うれしかった。アルジャジーラの女性アナウンサーが女神に見えた。
アタシは安心してその後、眠りについた。
そして、今朝の読売新聞を見た。
どうやら「特ダネ」は〆切に間に合わなかったらしい。
社説に目を移すと、2006年から4月29日を「昭和の日」とし、「みどりの日」を5月4日に移動させる法案が可決されるだろうと書いてあった。
既に両日とも国民の休日である。反対する政党はないだろう。あったとしても虫の息である。
昭和天皇が亡くなった当時、社会党はかなりの議席数を持っていた。「君が代」は国歌じゃない、「日の丸」は国旗じゃないと言いはる立派な思想を持った政党だった。
だからそのとき4月29日は「みどりの日」になったのである。
わけがわからなかった・・・
♪風の中の すーばるー 砂の中の ぎーんがー♪
そして2006年から4月29日は晴れて「昭和の日」となる。この日が「過去の繁栄を懐かしむ日」にならなければいいが・・・
再び中東の話に戻ろう。
これは戦後の日本がどのように復興したかを見せるのが目的だと思う。英語版にアラビア語の字幕が付くらしいが、あの変竹林なナレーションがなかったら「プロジェクトX」とは言えない。多分、面白さ半減だろう。すでにイラクでは「おしん」が放送されているらしいが、日本人に対するイメージはどうなんだろうか?
とにかく、中東の人達に日本を少しでも知ってもらいたい。なんとか「アメリカの手先」というイメージを薄めなければならないのだ。今の日本はイラク人にとって暴力団の金づると取られてもおかしくないが、将来は中立的な立場になって(たとえば国連の議長国になるなどして)中東と強固な関係を結ぶことができるのではないだろうか?
今回の事件では、イラクで活動している高遠菜穂子さんの経歴やビデオが中東のテレビで紹介されただろう。イラク人は情に厚いと言われているので、彼女の活動がイスラム教聖職者の心を動かしたと思われる。
退避勧告を無視したのは確かに無謀だったかもしれない。しかし、彼女たちがやろうとしたことは、日本人が「アメリカの手先」でないことを強烈にイラク人の情に訴えたと思う。