白いカラスの感想

The Human Stain

2004年6月24日

【下妻物語】を見おわった人が7番スクリーンから大量に吐き出されてきた。アタシは隣の8番スクリーンに行きたいのに、しばし立ち往生だ。でも、人並みをかき分けてたどり着いた8番スクリーンはガーラガラ。両手で数えられるほどしか観客がいなかった。

そりゃそうだろう、今は【デイ・アフター・トゥモロー】が大ヒット中だし、水曜日はレディースデイだから【下妻物語】も大人気。ヒューマンドラマの【白いカラス】を見ようって人は少ないはずだ。おまけに今週末から【ハリー・ポッターとアズカバンの囚人】が公開されるから、おそらくこの作品を映画館で見る人は少ないと思う。

さて、アタシはこの映画についてニコール・キッドマンとアンソニー・ホプキンスが出演していること以外、なにも知らずに観たのだが・・・早速感想を書いてみようか。

この映画の邦題「白いカラス」は誰が命名したのかね? 英語の題名は“The Human Stain”なんだが、邦題の方がピッタリだ。これには感心しちゃったな。内容については映画の公式ページを見ればわかるので何も書かないことにしよう。ここでは何を感じたかだけを書くことにする。

ということで、「内容は見てのお楽しみ」。多分、文系の方は観て損しないはず。アクションが大好きな体育会系とか、何事にも“明確な回答”を求める理数系の人には、この良さがワカランかもしれないけどね。何も問題は解決しないけど、そこが文学的なんだよ。

アタシの評価は A-。この映画は見おわったあとでジワジワくるよ。いろいろ考えさせられる内容だからひとりで観た方が良さそう。あなたにもきっと他人に言えない何かがあるはずだから。

韓国ドラマや【世界の中心で、愛をさけぶ】を観て、少々お涙頂戴モノに飽きてきた人は【白いカラス】を観なさいっ!(最後はオスギ調でオススメ)

原作本「ヒューマン・ステイン」 (フィリップ・ロス著)・・・買ってみました。