世界の中心オヤジ

SI単位布教編-4

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2004年7月12日

さあ、いよいよ世界の中心オヤジの独演会(三部作)がはじまります。

単位の話が続いたので.....

by 負けん気ツヨシ

皆様、おっしゃることはワカルのですが、良い機会ですのでこの欄をお借りして説明させていただきます。反則かもしれませんが、長くなりますので3部構成にさせて下さい。

<単位の話し一部>

最近のラインが60lb(30kg)という風に表示されているのは数年間の準備期間を経て新計量法が発行したからであり、釣具メーカーは単に公正で透明な商取引において当然のことをやっているだけです。

法律の遵守は最低限度のマナーであり、海にタバコやゴミを投げ捨てたりしない倫理と同様の行動です。しかもこの法律は50万円の罰則つきですので、お取引に関わる方は気をつけられたほうがいいかと思います。当局に挙げられなきゃいいという問題ではありません。店頭に堂々と「ジグ(50オンス)大特価」等と表記しているのは違反ですね。

確かに伝統的単位においては他に畳や升などがありますが、これらは今日では名称として「一升瓶」のように使われており、酒瓶のラベルにはmLで内容量が記載されているはずです。したがって、1号オモリ=3.75gというのは、1号につき3.75gとして新計量法下でも成立しうるわけです。

単位の話が続いたので(2)

by 負けん気ツヨシ

<単位の話し二部>

非SI単位はあくまで製品の仕様証明や取引に使用してはならないということであり、一般の会話に使用してはならないということではございません。

しかし、ますます国際単位のSI単位へ進んでいく時代において、あえて通常とは異なる単位を用いて脱社会的世界を作り出す必要があるのでしょうか。誰にでもわかる通常の単位を使えばいい事にワザワザわかりにくい単位を使い、そのような文化を作り上げていくことが私達の釣り文化の将来にとって好ましいことだとは思えないのです。

そもそもポンドやオンス、フィートを使っている人達が本当にその強さや重さ、長さを把握しているか疑わしいし、日常生活においてポンド=ヤード法を用いている人はいないわけですから、ルアーフィッシングの世界ではKgの方がなじみがないと言われるのは思い込みだと思います。

ましてや釣具店に20kgのライン、210cmくらいの竿と尋ねて見当がつかないような場合であれば非常識というものです。秤や巻尺を持って買い物に行く人はいないわけですから。

単位の話が続いたので(3)

by 負けん気ツヨシ

<単位の話し三部>

ポンド=ヤード法の使用理由が、外国から入ってきた釣りだからといっても、特にバス釣りにみられるように北米の雰囲気を出すために恣意的に用いているようなケースもあります。

このように「外国」と言ってもその実は北米の一部であって、世界の大多数はSI単位を使っており、英国の学校ではすでにSI単位を教え、米国ですら実はメートル法の国だということらしいのです。メートル法の啓蒙に国家ぐるみで取り組んでいるからこそ、五輪やワールドカップを誘致して徐々に米国民を啓蒙しているとのことです。北米の釣りやその文化に憧れている方には夢を打ち崩すようで申し訳ないのですが、これが実情です。

尚、新計量法は通産省の所管でしたが、いまは経済産業省に移管されていると思います。また、関連書物も書店に沢山おいてあります。ご興味がある方はご参照下さい。

(一人でBBSスペースを使ってしまい、すいませんでした。)

落ち着いてください

by Leadcore

>ルアーフィッシングの世界ではKgの方がなじみがないと言われるのは思い込みだと思います。

新計量法が施行された平成11年以前は、ポンド表示だけのラインやオンス表示だけのジグ、ジグヘッド、さらにインチ表示だけのワームなどを長年使っていました。今は平成14年ですから、法の施行からわずか3年しか経っていません。

それ以前の経験が長い方も、たくさんこの掲示板を見ています。「思いこみ」とか「非常識」と言われたら怒りだす人もいるでしょう。これらの単位が体に染みついている人は非常に多いのです。ここで批判すべき事柄ではありません。

それから、50万円の罰金云々について調べましたが、これは、商取引における性能表示や、計測器についての話で、この掲示板には関係ないことです。