世界の中心オヤジ

サーティーワン殴り込み編-2

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2004年7月16日

「世界の中心オヤジ」に暴れられてはたまらない。他のお客さんに迷惑がかかってしまう。そこで、坂下千里子似のサーティーワンおねえさんは「世界の中心オヤジ」を怒らせないように、なるべくカタカナ語を使わない決心をした。しかし、カタカナ語抜きでサーティーワン・アイスクリームの店員が務まるのだろうか?

「お客様、ただいま“3個目に挑戦”という大売り出しの期間中なので、丸いの2個をご注文いただいたお客様に3個目を無料で進呈しております」

(サーティーワンアイスクリームは創立31周年記念キャンペーンとして、ダブルを注文したお客さんに3個目をプレゼントする Charenge The Triple キャンペーンを実施中なのだ)

「わかりやすいねー、やればできるじゃないか! 」

『あー、しんど。頭フル回転でやっとなんだから・・・』

「3個目の“お味”はいかがなさいますか?」

「何か適当に見つくろってくれる? 君の好きな味でいいよ」

『そう言われてもなぁ、カタカナじゃないヤツって・・・あっ、そうだ!』

大納言あずきなどいかがでしょうか?」

「うむ、いいじゃないですか。それをいただきましょう」

『大納言あずきがあって本当に良かった。他は抹茶以外、全部カタカナだもん』

(^。^;)

「もろこし三角手持ち容器になさいますか? それとも紙製お椀になさいますか?」

「ん?」

「普通はコーンになさいますか、カップになさいますかとお訊きするんですが・・・」

「そうか。じゃあ、もろこし三角手持ち容器にしてくれ」

「それではご注文を確認させていただきます。お味は“抹茶”と“バニラ”と“大納言あずき”の三味で、大きさは“チビ”。容器はもろこし三角手持ち容器でよろしいですね」

「うむ。今日は非常に気分がいい。さんじゅういちアイスクリームは最高だ。社員教育が素晴らしい!」

さんじゅういちアイスクリーム?

「お客様、三重の塔は崩れやすいのでお気をつけください」(トリプルコーンの言い換えです)

「ちょっと食べにくそうだな。まあいいや。今日はとても気分がいいので、家族のためにお土産用のアイスクリームも買って帰ろう」

『ゲゲッ、ハーフガロンとかクォートって何て言えばいいのよ。困ったわねー』

お土産用のアイスクリームはハーフガロン(1/2ガロン:約1.9リットルで12人分)、クォート(1/4ガロン:約0.95リットルで6人分)、パイント(1/8ガロン:約0.48リットルで3人分)がある。

「大きさは1升樽、五合樽、2合5勺樽の3種類ございますが・・・」

「そうだな、五合樽をもらおうか」

「お味は何になさいますか?」

「じゃあ、これがいいな」(オヤジはシナモンロールスクワールを指さした)

「・・・・・・」

(>_<)

「どうかしたのかな?」

「ちょっとこの味を日本語に訳すのが難しくて・・・」

「そんなに複雑な味かね?」

“なまやつはし味”・・・ということにしておきます」

「おお、生八橋ね。京風だ! それはなかなか美味しそうじゃないか」

『なんか、ちょっと違うかもしれないけど、これで納得するならいいや。早く追っ払わないと・・・』

というわけで、今日は坂下千里子似のサーティーワンおねえさんが機転を利かせたおかげで無駄な衝突が避けられたのだった。

生八橋

生八橋ってこんなお菓子。八橋は約400年前、京都の
八橋検校というお坊さんが作ったのがはじまりなのだとか。