キングアーサー
七人の侍?
2004年7月29日
【パイレーツ・オブ・カリビアン】のジェリー・ブラッカイマーがプロデュースしたという【キングアーサー】を観てきた。まず、アタシの評価なんてのは全然アテにならないので、この映画をこれから観ようと思っている方は eiga.com
の特集記事を見てね。
特集記事は読んだかな? まず監督は【ティアーズ・オブ・ザ・サン】のアントワン・フークワ。eiga.com
のインタビューによると【七人の侍】をイメージして撮ったということだった。アタシは【ティアーズ・オブ・ザ・サン】に
A 評価をしたので、とても興味が湧いたんだけどね・・・
【キングアーサー】を見たら全然面白くなかったんだよ。おそらくキーラ・ナイトレイが演じた女性戦士とランスロット役のヨアン・グリフィス以外はキレイサッパリ忘れてしまうだろう。
アタシが面白いと思わなかった理由
- キングアーサー役のクライヴ・オーウェンが魅力不足だった。無敗の勇者にしては、眼光が鋭くない。眼光の鋭さではランスロット役のヨアン・グリフィスの方が優れていた。この俳優はカッコイイぞ。ランスロットは二刀流なんだ。(ヨアン・グリフィスのインタビュー記事)
- クライヴ・オーウェンは『どこかで見たことがある』と思ったが、どうしても映画の題名を思い出せなかった。家に帰って調べてみると、アンジェリーナ・ジョリー主演の【すべては愛のために】でアンジェリーナ・ジョリーの不倫相手役をしていたことがわかった。しかし、『そう言えば』程度の印象しかない。さらに【ボーンアイデンティティー】にも出ていたらしいのだが、こちらの方は敵役だったか、味方だったかさえ覚えていない。ということは、本物のスターじゃないのである。(スター特有のオーラが感じられない)
- これは私個人の問題だが、キングアーサーと円卓の騎士について何も知らなかった。(日本人なら仕方ないかも。イギリス人が「真田十勇士」を見たようなカンジかな?
小道具の意味がまったくわからなかった)
- トロイ、ロード・オブ・ザ・リング、タイムラインなどで見慣れた戦闘場面に魅力を感じなかった。どうせやるならR-15指定の血みどろにしてほしかったのだが、スポンサーから「R指定にならないように」と要望があって、残虐シーンがお蔵入りとなったそうだ。(特集記事によると、DVD
は R-13 指定になるらしいが映画館で見られなきゃ話にならない)
- 前半がちょっとかったるい。キーラ・ナイトレイが出てくるまでが長すぎる。
- 後半も目新しいシーンに欠ける。トロイ、ロード・オブ・ザ・リング、タイムライン、英雄/HERO、ラストサムライあたりを見ていたら、ほとんど目新しいシーンがない。(アタシが映画を観すぎているせいか?)
- キングアーサーと円卓の騎士達が戦争中毒ってカンジで馴染めない。好戦的すぎるのだ。“For freedom !”という割には、あまり正義を感じないので、ブッシュ大統領を思い出した。
- 元ネタの【七人の侍】をよく知らない。(剣の使い方が日本映画の影響を受けているのはわかったけど)
- ラストがかなりショボかった。“生き残った者が王様だ!”みたいなカンジで、愚かささえ感じる。
以上のような理由で、アタシの評価は C の「おヒマなら」になった。ただし、映画をどれだけ観ているかによって目新しさが変わってくるので、アナタがどう思うかはまったくわからない。でもね、ロード・オブ・ザ・リング(王の帰還)とトロイを観た人はパスしてもいいんじゃないかと思うよ。
Top / Column / 2004 / 07 / PREV < 29 > NEXT
