コラテラルの感想

トム・クルーズが殺し屋

2004年11月1日

トム・クルーズ出演の映画は【ラストサムライ】以来だから・・・ほぼ1年ぶりだな。トム・クルーズと言えば、いつもオイシイ役ばかりだけど、今度はどんな役だろう? コラテラルって「巻き添え」という意味だけど・・・

『へぇー、今度は殺し屋の役なんだ』

『あれれ、隣のオバサン英語が達者なの? みんなが笑わないセリフで吹き出してるよ。イカンイカン、オレも字幕に頼るのよそう。戸田奈津子さんの訳だから冗談がわからないんだよ』

『前の席に座った女、いったい何人だろう? ストロベリージャムのニオイがしやがる。コイツ、香水のシャワーでも浴びてるのか? ちょっとは人の迷惑考えろ、コノアマー! パンにはさんで食っちゃうぞ!』

『あれ? この女優はどこかで見た覚えがあるな。うーん、なんという映画だったっけ?』

これについてはあとで調べたのだが、この女優はジェイダ・ピンケット=スミスという。私生活ではウィル・スミスの奥さんとして有名だそうだ。ウィル・スミスと言ってもわからない人は【アイ・ロボット】のページを見てみよう。なお、どこかで見た覚えがあったのは当然だ。MATRIX でナイオビ役をやっていたんだってさ。

1/6ソフトビニール製塗装済完成品フィギュアマトリックス リローデッド #5: ナイオビ ナイオビタイプ

ナイオビのフィギュアとサングラス

『この女優、前歯が不自然に白いな。歯並びも美しすぎる。きっと前歯は全部差し歯だろう。元々は歯並びガチャガチャだったに違いない』

そんなことを思いながら序盤を見ていた。

『よしよし、今度は隣のオバサンと同じタイミングで笑えたぞ』(運転手がトム・クルーズに社会保険の話をするシーン)

そしてラストまで見終わった。

うーん、これはなかなか面白い。面白くないシーンは1分もなかった。まったく無駄がないし、ひとつひとつのセリフもいいじゃないか。特に運転手に説教されたトムが運転手に説教し返すセリフがグサッと心に突き刺さったな。このセリフが心に突き刺さる人は多いだろう。ちょっと考えさせられたぞ。

さて、評価だが・・・トム・クルーズはラストサムライより良かった。助演のジェイミー・フォックスの演技も◎。セリフのひとつひとつがいいねー。あと音楽も◎。つなぎがバツグンに上手いので監督の技量も◎。

気になったシーン:運転手が見ていたメルセデス・ベンツのカタログがCクラスのカタログだったこと。なんでSクラスじゃなかったのだろう? 要するに夢が小さかったということか? だとすれば鋭い暗示だな。

うーん、とにかく素直に楽しめたよ。評価は A- にしておこう。A じゃないのは殺しをクールにやりすぎるところをマイナスしたんだ。子供がこれをカッコイイと思うとマズイからね。