2004年11月10日
きのうに続いて韓国がらみの映画【血と骨】を観てきた。この映画は済州島から単身大阪へ渡ってきた在日コリアン(ビートたけし)が思いっきり人でなしを演じる映画である。果たしてこれはエンターテイメントと呼べるのだろうか?
まず、原作はこれ。在日コリアン二世の梁石日が書いた小説で、実在の父親をモデルにしている。
血と骨(上)幻冬舎文庫
それでは、鑑賞したアタシの様子を読んでちょうだい。
◎『鈴木京香がビートたけしに押し倒されて、パンツ脱がされて・・・あーあーあー』(これ以上はとても書けない。ここは良い子のみなさんも見ているから)
▲『女房も妾も使用人も奴隷扱い。合間に笑えるシーンが2、3回ほしいところだな』(チョット残念)
▲『エロとグロのオンパレード! 気持ち悪いシーンもあり、見る人によっては在日コリアンに対する嫌悪感が植え付けられるかも』(アタシは免疫ができてるからいいけど、見ない方がいい人も必ずいるぞ、こりゃ!)
○『これはヤクザモノ? たけしの暴れっぷりがモノスゴイ。星一徹なんて足元にも及ばない弾けっぷり』(ある意味その理不尽さが「面白い」とも言える)
▲『なんだよー、オダギリジョーの出番、たったこれだけ?』(ファンは期待しないようにね。アタシはかなり期待してたので拍子抜け)
▲『人間関係がゴチャゴチャで良くわからない。登場人物が多すぎるよ』(2時間ちょっとで生涯を描くのはキツイね。鑑賞前に公式ホームページで人物相関図を見てもオッケー。むしろ見ておくことをオススメする)
◎『セットはなかなか凝ってる。ぶち壊すシーンも迫力満点だ』(見応えあり)
◎『濱田マリいいねー。この映画の中では、たけしの次に素晴らしいキャスティング!』(「やっちゃえ、やっちゃえ!」と応援しながら大笑いさせてもらった)
?『金はうなるほど持ってるはずなのに、市場で野菜クズを拾って食べるシーンがある。あれはなんでだろ?』(セリフがないので、心情が理解できなかったが、単にケチだからなのか? それとも将軍様に捧げるために骨身を削っていたのだろうか?)
▲『“血”の意味はイヤと言うほどわかったけどねー、“骨”は描ききれてなかったような気がするな』(4時間にして前・後編に分けた方が良かった)
『暴力に対するトラウマがある人は見ちゃいけない映画だな』
『キタに送金している人は、是非この映画を見て馬鹿げたことをやめてもらいたいぞ』
ということで、この映画はエンターテイメントとして観られる人もいるけど、猛毒にもなりうるので観る人を選ぶ。カップルで観に行くなら選ばない方が無難だと思うよ。評価は B かな。見応え十分だけど、2時間チョットでこの物語を描ききるのは無理だったと思う。
アタシの感覚では悪くないんだけど、興行的にはどうだろう? 今、強敵がひしめいてるから劇場ではキツイと思うな。11月20日に【ハウルの動く城】が封切られるから、それまでが勝負だ。
ハウルの動く城 2005カレンダー