元の木阿弥

コンピューター用語の言い換え

2004年12月12日

いま、60才以上の方にパソコンの使い方を教えています。メール送信のやり方とか、デジカメで撮った写真をパソコンに取り込んで印刷する方法とか・・・

これがねー、毎回困難を極めるわけですよ。笑い話ができちゃうぐらい。たとえば・・・

「ロゲインって何?」と訊かれて、「それは毛はえ薬の名前です」と答えたら「ログイン」のことだったり。「チャートって何?」と訊かれて、「それは図表のことです」と答えたら「チャット」のことだったり。

そういうクダラナイ会話を数え上げたら、枚挙にいとまがありません。で・・・、何を訊いているのかコチラがやっと理解して、ちゃんと説明しても・・・

次回になったら「元の木阿弥」なんです。キレイサッパリ完全消去ですよ。まるでRAMですからね。ハードディスクには何も書き込まれないのです。RAMしかないコンピューターの扱い方って難しいですよー。イヤになるぐらい毎回同じことを最初からやります。ハードディスクが壊れてるから。

でもまあ、良い面もあります。それはなかなか生徒が卒業しないこと。これが続く限り毎月の映画鑑賞料ぐらいは稼げるでしょう。週に1本以上観てますけどね。ふふふ・・・

(`⊥´)v

それから、日本語への言い換えも強くなります。たとえば・・・

「インストール」「ハードディスク」「ADSL」「ブログ」「ログイン」「デバイス」「サイト」「ダウンロード」「アドレス」「URL」などは、その都度日本語への言い換えを考えます。やってみましょうか。

「ソフトをインストールする」→「ソフトをコンピューターに覚え込ませて、いつでも使えるようにすることです」

「ハードディスク」→「コンピューターの半永久記憶装置です。パソコンの中にCDみたいな円盤があって、そこに情報を書き込みます」

「ADSL」→「光よりは遅いけど、けっこう速いヤツで、写真が多いページも素早く表示されます」

「サイト」→「インターネット上の会社とか、一軒家とか、集合住宅みたいなものです。たとえばブログ・サイトというと、個人ブログの集合住宅のことです」

「ブログ」→「WEBとLOGを足して、最初の『WE』を省略した言葉です。日記とはやや違って、自分が考えたことを広く世の中に知ってもらうために書きます。それから、WEBとは本来『クモの巣』という意味で、インターネットの状態を表現した言葉です。LOGは『記入する』という動詞です」

「ログイン」→「インターネット上に『秘密の部屋』があるんです。そこに入るためには自分の暗号名・・・たとえば『007』と『合い言葉』を書き込まなければ入れません。他人に見られては困るようなことをインターネット上に書くとき必要です」

どうですか、いつもこんな調子ですよ。だから、こっちも相当疲れます。日本語を知らない人には無理な商売ですね。熟年者にパソコンを教えるには、それ相当の国語力が要求されます。技術だけじゃどうにもなりません。