カンフー・ハッスル

元旦公開

2005年1月3日

きのう書く予定だったが、母校が箱根駅伝で優勝したので、感想が今日になってしまった。ホントは元旦の公開初日に「映画の日の千円」で観たんだ。

最初にお断りしておくが、この映画は見方によって評価が大きく変わる。なるべく面白く観るためにはストーリーに期待しちゃダメだよ。

中国人って「ありえねー!」という映像がよっぽど好きなんだろう。ほとんどこれは漫画だね。ドラゴンボールの実写版だと言えばわかりやすいかな? それからキーワードは「人は見かけによらない」だと思う。人を見かけで判断しちゃダメってこと。何かメッセージがあるとしたらこれだね。

特に面白いのははじまって10分後から30分後の20分ぐらいかな。全部で99分だが、特に序盤が面白い。前作の【少林サッカー】とのつながりは最初だけで、あとはほとんどカンフー・アクションだった。(CG とワイヤーアクション多用)

随所にドラゴンボールやマトリックスの影響・・・というかパロディーが見られ、少林サッカーほどのオリジナリティーは感じられない。そこがちょっと残念かな。だから少林サッカーは越えてないと思う。(ただし、CG はかなり進歩)

この映画を観て、中国の将来が恐ろしくなった。もしかすると「CG は中国」という時代が来るかもしれない。まず人件費が安いでしょ。技術もドンドン進歩してるから、制作費の関係でハリウッドや日本は中国に太刀打ちできなくなるだろう。

将来、当たり映画の方程式は「原作が日本の漫画、俳優はアメリカ人か香港のスター、CG は中国、ロケはニュージーランド」なんてことになるかも・・・

映画の評価は、細かいことにこだわらないなら B+。どうしても少林サッカーと比較してしまう人は B かな。A までは付けられないね。なるべく割引料金で観てちょうだい。映画館で観る価値はあるけど、その場限りの面白さだと思う。見方を変えて何度も観たくなるような奥深さはない。