TSUNAMI

世界で通じる日本語

2005年1月4日

地震関係のテレビニュースを見ていたら、外人が「Tsunami」と言っていた。『津波って、もしかして元は英語かよ?』『そんなはずないよなー。津波は日本語だよなー』

試しに Google で「Tsunami」を調べてみたら1140万件もヒットした。ということは、英語でも「津波」は「Tsunami」なのだ。これは外国でも通じる数少ない日本語のひとつだろう。ちなみに「津波の」という形容詞は「tsunamic」である。

外国でも通じる日本語は非常に少ない。多分「Sushi」と「Samurai」ぐらいだろう。次に有名なのは「こんにちは」か「さようなら」だろうか? 「駅伝」も「Ekiden」と言うらしいが、そんなのは特別だ。日本人がタイの「ムエタイ」やインドの「カバディー」を知っているのと同等だろう。ひょっとすると「Sushi」「Samurai」の次に一般的な国際日本語は「Tsunami」かもしれない。今日はそんなことを考えた。

Google で「Tsunami」を検索

もう少し頑張ってみよう。今度は Google で「Sushi」「Samurai」「Konnichiwa」「Sayonara」「Sumo」「Godzilla」などを次々に検索してみた。その結果、ネット上で今現在いちばん使われている日本語は「Tsunami」。その次が「Pokemon」であることが判明した。「Sushi」より「Pokemon」の方が世界的に有名らしいぞ。

その後たくさんの方から情報が寄せられた。

世界共通語になりつつある日本語の情報だ。まずは「KAROSHI」(過労死)が国際語になりつつあることを知った。そう言えば仕事のしすぎで死ぬのは日本人ぐらいだろう。それから「OTAKU」(主にアニメオタクのことを指す)が通じるのは日本とアメリカだけかと思っていたら、ドイツ留学中の artaxerxes さんからこんな情報が・・・

ドイツでも若者の間でオタクという言葉が広まりつつあります。ただ日本のネガティヴなイメージと違って、「マンガ・アニメに精通した通人」のようなプラスのイメージみたいです。

大きく「Otaku」と書かれたTシャツの目撃情報もありますし、マンガ雑誌では読者に「Hallo!Otaku」と呼びかけています。なんか使い方間違っているような(笑)。

そういや Manga もドイツ語として定着しつつあります(従来の Comic や Cartoon とは厳密に区別されています)。今や Manga コーナーのない本屋はありません。

ということで、「OTAKU」や「MANGA」も世界共通語になりつつあるらしい。しかし、「オタク」がプラスイメージとは参ったねー。日本語で「オタク」と言えば、「ネクラ」や「恋愛下手」と同義語。さらに暗いイメージを持っている人は「ひきこもり」や「ロリコン」と重ねるだろう。

これは日本で「ハッカー」が悪いイメージなのと、勘違いの仕方が似ているかもしれない。本来は天才的プログラマーや暗号解読の達人に与えられる称号のはずだが、なぜか日本人が「ハッカー」と言う人達は日本のサーバーを原始的な方法(F5 連打など)で攻撃する韓国人や中国人だったりする。

ここで話を一旦「TSUNAMI」に戻そう。マインマートさんから「ハワイ No.1 ビールは TSUNAMI です。うちのお店でも TSUNAMI を扱ってます」という情報をいただいた。もしかするとハワイのビール「TSUNAMI」が「津波」を国際語に押し上げたのかもしれない。

TSUNAMI ハワイのビール

TSUNAMI(ハワイ No.1 のビール)

その後の調べでわかったこと。

もし、「K-1」(ケイワン)を日本語語源とした場合、現在見つかる国際的日本語の中では「K-1」が最も多く Google でヒットするかもしれない。早速やってみると、およそ1300万件ヒットした。『じゃあ「K-1」のKって何さ』ということになるが・・・これはね、キックボクシング、格闘技、空手、極真、喧嘩などを総合して「K」なんだ。なぜかそれらの頭文字が全部Kなんだな。偶然とは思えないぐらい。

でも、ここまで出てきた日本語語源の国際語の中で最もヒット数が多かったのは「MANGA」だった。「MANGA」は3010万件ヒット、そのうち日本語は4.8万件しかなかったので、日本語語源の国際語トップは今のところ「MANGA」だと思う。