カラス天狗

八咫烏

2005年3月17日

スギ花粉が猛威をふるっているせいか、最近マスクをしている人とよく出会う。いろんな形のマスクがあるが、鼻が高い人はまるでカラス天狗だ。

カラス天狗と言えば・・・『そうだ! うちのそばにあるぞ』

カラス天狗の像

カラス天狗の像

このカラス天狗の像、どこにあるかというと家から歩いて3分の道了尊というところにある。(神奈川県伊勢原市)

道了尊の石碑

道了尊御本地

これは道了尊の入口に立つ石碑。小田急線の愛甲石田駅から徒歩10分ぐらい。

カラス天狗の赤下駄?

カラス天狗の赤下駄?(長さ50センチぐらい)

道了尊の奥宮

道了尊の奥宮(左奥にカラス天狗の像)

このカラス天狗、他にはどこにあるかというと、アタシが見たことがあるのは神奈川県南足柄市にある大雄山最乗寺熊野那智大社(和歌山県)、それから山形でも見た覚えがある。

大雄山最乗寺のカラス天狗と道了尊のカラス天狗は瓜二つだが、それには理由がある。最乗寺を開いた了菴慧明(りょうあんえみょう)禅師という大変偉い曹洞宗(そうとうしゅう)の坊さんが昔住んでいたところらしい。

みなさんもどこかでカラス天狗を見たことがあるだろう。もしないとしても八咫烏(やたがらす)なら見たことがあるよね。サッカー日本代表の胸に三本足のカラスのマークが貼ってあるでしょ。

日本代表 ホーム ユニフォーム

サッカー日本代表ユニフォーム

日本サッカー協会概要(日本代表のマスコットは三本足のカラス=八咫烏)

八天狗像

天狗は日本書紀で初めて登場する。昔、カラスは神の化身という位置づけだったのかもしれない。鳥類の中では抜群に頭がいいでしょ。現代ではゴミ捨て場を散らかす害鳥というイメージだけど、車に轢かれた動物を処理してくれたり、マス釣り場でゴミ処理をしてくれるので、実は人間の役に立っている。

ちょっとカラスに対するイメージを変えなきゃいけないかな? 「カラス=不吉な鳥」というイメージは欧米の映画から来ているのかもしれない。おそらく昔の日本人はそんなイメージを持っていなかっただろう。「カラス=頭がいい鳥」と思っていたはずだ。

この話のつづき