サイドウェイ

ブティック・ワイナリーとは

2005年3月23日

この映画はかなり面白いです。特にオススメしたいのは35歳以上の男性。あるいはワインに関心がある人。この条件にはまれば、まず間違いなく楽しめます。

カリフォルニアの地図アタシの評価は A- かな。これは、上の条件にはまれば A という意味で、個人的にはかなり気に入りました。ただし、女性が見てどう思うかはわかりません。やや男性向きの映画だと思います。

ストーリーは・・・是非観てもらいたいので詳しく説明しませんが、中年男の二人連れがサンディエゴを出発して、サンタバーバラのワイナリー巡りをはじめるんです。ワインをこよなく愛するダメ男のマイルスと、売れない俳優ジャックが織りなす珍道中ラブコメディー。

ロケ地のサンタバーバラはカリフォルニアワインの産地なんでしょう。ワイナリーの一角がおしゃれなブティックみたいになっていて・・・そこでお客さんにワインを試飲させ、気に入ったら買ってもらうというシステムです。日本の『道の駅』みたいなものがブドウ畑が広がる田園風景の中に何軒もあると思ってください。

この映画がヒットしたおかげで、サイドウェイ・ツアー(カリフォルニア・ワイナリー巡り)が流行っているようです。ちょうど冬ソナツアーみたいにね。確かにこの映画を観たら自分も行ってみたくなります。実際にあるブティック・ワイナリーワインバーが主人公マイルスのうんちくとともに紹介されますから。

日本人なら、この映画の中の見る物すべてが目新しく、聞くことすべてが初耳だと思います。それだけでも見る価値は十分ありそう。有名俳優が出てこないので、お金はかかってません。主人公のクルマもポンコツ寸前です。だけど、映画は金がかかってればいいってもんじゃない。壮大なスペクタクルの【アレキサンダー】より、【サイドウェイ】の方が全米で高い評価を受けました。

【サイドウェイ】はアカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、助演女優賞、脚色賞にノミネートされ、脚色賞を受賞したのです。まだ観てないけど【アビエイター】より日本人向きだと思いますね。【アビエイター】は大富豪ハワード・ヒューズの伝記だから感情移入しにくいはずです。その点、【サイドウェイ】の登場人物はどこにでもいそうなので感情移入しやすい。気が付くともう、映画の世界にどっぷりはまって、『さて、どうしよう?』と主人公の気持ちになっていました。(だから男性向きと言ったわけ)

※読者の nogumaguさんゴリさん。君らは釣りばっかし行って映画なんて普段観ないけど、これだけは観なさいっ! これは命令です。

カリフォルニアワインあらかると:このページは映画に出てくるカリフォルニアワインの情報満載。少し読んでから映画を観に行くと一味も二味も違うでしょう。

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※ワイナリーで働いているステファニー役の東洋系女優は監督の奥さんだそうです。それを知っていると余計楽しめるかも。

※最後の方でマイルスがお宝にしている1961年産のワインを開けるシーンがあるんですが・・・何とも言えないラストシーンが見事です。