ライブドア大学

M&A丸わかり講座

2005年3月25日

ライブドア関連のニュースを見ているといろいろ勉強になります。敵対的買収に対する防衛策が次から次に出てくるから、まるで市民大学で「M&A丸わかり講座」を受講しているみたい。

「今週は新株予約権について勉強しましょう」

「今週はポイズン・ピル、別名:焦土作戦についてです。『毒をもって毒を制す』なんて言葉もありますが・・・」

「今週は仕上げです。クラウン・ジュエルホワイト・ナイトについて勉強しましょう」

もう、これ以上の教材はありません。日本国民の多くが「M&A丸わかり講座」をタダで受講したことになります。ただし、まだパックマンという作戦が残っています。それは小魚が縄張り争いをしている隙に、音もなく巨大魚が近づいてきて“パクッ!”と小魚を二匹とも飲み込んじゃう・・・そんなシナリオのこと。

まあ、外資が放送局を買収することはできないので、今回それはないと思いますけどね。両方とも体力を使い果たすような戦いをしているとロクなことがありません。こんな争いはそろそろ終わりにしてほしいです。今日から愛・地球博もはじまるし、サッカー日本代表の大事な試合も控えている。そして明後日からは注目のプロ野球が開幕するんです。

確かにホリエモンが言うように時間はお金で買えますよ。一から放送局を立ち上げる手間は省けます。ただし、放送局は一般大衆を味方につけやすいので、市民から「反感」を買うことも十分計算に入れなければなりません。

その反感を打ち消すためにはアカルイミライを明確に示す必要があります。漠然とした説明では現場スタッフや有名タレントを納得させられないでしょう。つまり、今まで当たり前にできていたことができなくなるのです。そうなれば、大事なスポンサーを失い、放送局にとって致命的な損失になります。

そこまで「想定内」だったとはとても思えません。早く孫さんに泣きついてこの件を収拾に向かわせてほしい。そうしないと大衆から「取り返しのつかない反感」を買うことになります。これまでの活躍は認めますけどね。