2005年4月24日
リチャード・ギアとジェニファー・ロペスでリメイクされた【Shall we Dance?】を観た。リメイクだから当然だが、ほとんどオリジナルの【Shall We ダンス?】にそっくり。
でも、なぜか基礎的なところが違うと思った。どこが違うのか、よーく考えてみると、主人公に「サラリーマンの悲哀」を感じない。リチャード・ギアは弁護士だから、かなり裕福なんだよ。何不自由なく暮らしていて、ただ普段の生活に「ときめき」がないだけ。
一方、オリジナルの役所広司は本当に毎日の生活が退屈そうだった。仕事も家庭も、ごく平凡にやっているが、「なんとなく満たされない気持ち」が画面からにじみ出ていたよね。だからこそ多くの人が共感したんだと思う。やはり主人公の生活は、もっと退屈そうじゃなきゃイケナイ。よって、役所広司 対 リチャード・ギアは役所広司の勝ち。
それから、オリジナルでは役所広司と草刈民代の距離がだいぶあった。でも、それではアメリカの観客が喜ばないのだろう。その辺の違いはむしろ面白い。特にリチャード・ギアとジェニファー・ロペスがコンテストの前夜に踊るシーンは最高だ。「ウォーッ!」っと言いたくなるほど画面に吸い寄せられる。このシーンはリメイクの勝ちだね。
薔薇の花のシーン。これはオリジナルにないシーンで、いかにもアメリカらしい。まあ、それは文化の違いだから許そう。だけど、ラストは完全にオリジナルの勝ちだ。余韻がまったく違う。余韻がね。これでは観た人がダンスホールに行ってみたいと思わないよ。「つづきはご自分で」・・・という余韻を残さなきゃ!
ということで、アタシの評価は B+。オススメだけど、これを観てオリジナルがどれだけ良かったかを再認識する人が多いだろう。まだオリジナルを観てない人は、リメイクを先に見てからオリジナルを観るといいかもね。
『あれー、この俳優どっかで見たことある。どの映画だったかな? つい最近見たような気がするんだけど・・・』
これはね、トム・ハンクス主演の【ターミナル】だった。【ターミナル】に出てきた空港警備局主任が意外な役を見事にこなしていたのでビックリ。この役に限ればリメイクの勝ちかな? 竹中直人は気持ち悪すぎというか、目立ちすぎなんだよ。
渡辺えり子の演技を完璧に踏襲した。スティーブン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演の【宇宙戦争】にも出演するそうだ。
人気テレビドラマER(救急救命室)で絶対見たことがある駅のシーンが出てきた。ということはシカゴだよね。調べてみると、やはりこの映画の舞台もシカゴだった。(駅のプラットフォームや階段が木でできている)
今回、はじめて夫婦だということを知った。(参考ページ)
由美かおるに似てるー!