映画ハルウララ

先行上映の感想

2005年5月9日

【映画ハルウララ】の先行上映をはるばる高知まで観に行ってきた。ハルウララが今どうなっているか、現在の高知の様子、ハルウララグッズなどをリポートしてきたので、まずは下のページから5ページほど予備知識として読んでほしい。写真満載だからきっと楽しめるだろう。

漁魔が行く(ハルウララ編)11〜15ページ。

ここへ戻れるので先に読んできて。

上のページを読んできたかな? じゃあ予備知識は完璧。それでは映画の感想に移ろう。まず、この映画の欠点はオーバーキャストだと思う。連続テレビ小説ならいざ知らず、2時間で終わるドラマだからね。もっと宗石調教師(渡瀬恒彦)と奥さん(賀来千香子)にスポットを当ててもらいたかった。厩務員と娘の恋が邪魔で感情移入できなかったよ。

それと、この映画最大の欠点はハルウララの引退レースが流れてしまったこと。これがもし予定通り開催されていたら、【映画ハルウララ】はそこそこ当たったかもしれない。もちろんそのつもりで作ったのだろうが、すでにハルウララの人気は絶頂期の1/100以下まで落ちてしまった。

6月に愛・地球博で3回上映されることが決まったらしいが、そのあとの予定は今のところ立っていない。もしどうしても観たければ今すぐ高知へ飛ぶか、6月に愛・地球博へ行かないとダメだろう。何か新しい展開がない限り全国ロードショーは難しそうだ。

だが、この映画、まったくダメというわけじゃない。高知弁がブッ飛ぶほど素晴らしいのだ。特に竹中直人の高知弁は完璧で舌を巻いた。渡瀬恒彦も賀来千香子もうまい! 高知の人が唸るぐらいだから大したもんだ。(スイングガールズ的な魅力あり)

ただねー、高知の人ってあまり映画に親しんでないみたいなんだ。この日は雨にもかかわらず、映画館の人出が極端に少なかった。おそらく平日並みだっただろう。雨でファーストデイ、しかも高知に関係の深い映画だったにもかかわらず、6時の上映を観ていた観客が30人足らずだからね。もうすでに高知でもハルウララは賞味期限切れなのかな?

印象に残っているシーン

全体的にはそう悪くないんだよ。「まあまあ」だと思う。ハルウララの引退レースがあれば、それなりに数字を稼げたはずだ。だから評価は B- にしておく。ただし、NHK 人間ドキュメント「日々これ連敗 競走馬ハルウララ」(DVD)と比べるとタイミングがあまりにも悪すぎた。あれは強烈だったからね。涙ボロボロにさせられたよ。機会があったら見比べてみるといいだろう。

念のためにもう一度リンクしておくよ。「日々これ連敗 競走馬ハルウララ」の感想。これを読んでおけば NHK 人間ドキュメントとの違いがわかる。人間ドキュメントには竹中直人役がいないんだ。つまり、ハルウララへの疑問を投げかける役がいないってこと。

最後にもう一度ハルウララについて考えてみると・・・勝つために日々を送っているうちは良かった。あれは間違いなく美談だった。それが次第に負けを期待されるようになり、「勝つと商品価値が落ちる」ところまで登り詰めたのがまずかった。そして最後は宗石調教師が本気で勝たせようとした努力が強欲ババアに踏みにじられたんだ。こんな結末、ハルウララにとっても良かったはずがない。

しかし、ハルウララのお守りがどれだけ霊験あらたかか知っていたら、映画を作ろうなんて気は起きなかったと思うんだよな。アタシなんかねー、ハルウララのハズレ馬券を手に入れて以来、何もかも当たらないんだよ。クルマがぶつからないのはいいとして、くじも懸賞も大当たりがまったくないの。この映画が当たらなければ、ますますハルウララのお守りが効力を増すかもしれないね。ただし、副作用も強烈なので使用上の注意をよく読んでから正しくお使いください。財布に入れるのは特にキケンです。(トホホ・・・実験済み)

ハルウララ号ぬぐるみ