ゲーム脳って何?

バッカリ食べの方が危険

2005年5月18日

任天堂:次世代ゲーム機「レボリューション」を製品化。この記事を読んだら「ゲーム脳」という言葉を思い出した。『ゲーム脳って何?』『誰が言いはじめたの?』そんな疑問が出てきたので早速検索を開始。次に読んだページがこれだった。

「ゲーム脳」徹底検証:斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖1

ここでは「ゲーム脳の恐怖」(生活人新書 森昭雄 著 2002/07/10)がトンデモ本として取り上げられている。精神科医が「脳波」に関する初歩的な間違いを指摘しているのだ。

きっとゲームに熱中する子供を持つ親が飛びついたのだろう。検索を進めると、「ゲーム脳の恐怖」を買って、それをテレビゲームのそばに置き、子供の様子をうかがった人のブログが見つかった。

なるほどなるほど。この本がたとえトンデモ本だとしても、いくらか「世のため人のため」になったのは間違いなさそうだ。少なくとも「ゲームのやりすぎ」に警鐘を鳴らし、「話のネタ」を提供した功績は大きい。

森氏の言う「ゲーム脳」とは

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しかし、未だに「ゲーム脳」という“病変?”は確認されていない。仮にあったとしても、それは一時的なもので不可逆的な病変ではないだろう。やめれば必ず直るはずだ。試しに本のレビューも読んでみた。すると、「著者の方はテレビゲームを全くしたことがないようですね」とか「ロールプレイングゲームの定義さえしらない」など、否定的な意見ばかり。もうネット上は批判記事の嵐だった。

では、『ゲームをやらない人間は正常か?』という疑問が自然に湧きあがってくる。早速考えてみよう。アタシのコラムに何度も登場しているピラニア家族には子供が3人いる。(女ばかり2才〜8才)

そのピラニア家族はゲーム機を持たない、今どきどこを探しても見つからないほど珍しい家族である。これは「生きた化石的」に貴重なサンプルだろう。では、ピラニア家族の子供達は正常と言えるだろうか?

断じてそんなこたーない! アタシに言わせればこの家族こそ異常である。いつもアタシが送ってやる高級食材をご飯も食べずにバッカリ食べしやがって・・・ピラニア家族は、コチラが2、3食分のつもりで送った食材を一夜でキレイに平らげてしまうのだ。

「さあみんないいか、よーいドンだぞ」
「ガウガウガウ・・・」
「今日はこれだけだ。メシは炊いてない」
「ヤムヤムヤム・・・」
「あるときに腹一杯食べておけ。明日は明日の風が吹く」
「バクバクバク・・・」

そんな食事の様子を想像してしまう。アオリイカをスルメイカにすり替えても結果は同じかもしれない。送り状に「松阪牛」と書いてオージービーフに脂を混ぜた「合成肉」を送っても味の違いなんかわからないだろう。どうせ彼女らにとってはタダだし、本物なんか食べたことないんだからね。

まあ、食べてしまえば高級肉もスパムも同じだよ。しかし、送ったコチラとしては面白くないわけだ。町で買ったら8千円とか1万円以上するような高級食材が、まるでかっぱエビせんのように消えてなくなる様を想像してごらん。ひとこと言いたくなって当然だろう。「あのなー、買ったらいくらすると思ってんだ」・・・と。

※これまでに「ピラニアにアオリイカ」「ピラニアに岬アジ(はなあじ)」など、新たな格言がいくつも生まれている。(「豚に真珠」「猫に小判」と同義語)

ああ、なんということだ。少しはゲームでもやって正常になってくれ。ゲーム万歳! 子供が欲しがる物ぐらい買ってやれよ。そうしないとまったく経済観念のない人間に育つだろう。ゲームを「悪」と決めつけるのは早い。むしろ今どきテレビゲームをやってない子供の方が異常なのだ。ゲーム脳よりピラニア脳の方がよっぽど危険だぞ。

買い与えただけで放っておくからいけないんだ。一緒に遊べるゲームソフトを買って家族で楽しめばいいじゃないか。「太鼓の達人」なんかイイと思うぞ。親子のコミュニケーションに最適だと思う。

そうだ! オヤジがゲーム機の入った金庫の鍵を持っていれば、それだけで父権を回復できるだろう。それ以外にダメオヤジの存在価値を子供に認めさせる方法はないとさえ思う。

とにかくバッカリ食べは今すぐやめさせてほしい。あれをやめさせるには、まず父権の回復だ。ピラニアのオッチャンよ、今すぐゲーム機と金庫を買え! バッカリ食べは米の消費をますます減少させ、輸入食品の割合を高める。あんなものを認めたら日本の将来に悪影響を及ぼすこと必至だ。だからひっぱたいてでも絶対やめさせるべきだ。