石原都知事の発言

フランス語は数を勘定できない

2005年7月17日

石原都知事が「フランス語は国際語失格」発言で提訴された。新聞記事を読んでみると、フランス語では60以上の数字を数えるとき、変な言い方をするようだ。

70:60と10
80:20が4
99:20が4と10と9

確かに変だ。長さや重さの単位なら、こういう勘定の仕方もあるが、普通に数を数えるとき10進法以外の法則が混じるなんて、今どき先進国の言葉ではフランス語ぐらいだろう。だから「国際語として失格」という言葉は100%間違いと言えないはずだ。

その他にもフランス語には変なところがある。それは・・・女性名詞と男性名詞が語尾で判別できないこと。これは厄介だよ。勘定以上に厄介だ。たとえば「うどん」(UDON)はロシア語なら“УДОН”。語尾が「A」(アー)か「Я」(ィヤー)か「И」(イー)で終わってないから男性名詞だと誰にでもわかる。ところが、フランス語ではどっちだか判別できないらしい。

みなさん「うどん」の“性”は男性だと思う? それとも女性だと思う? アタシは「讃岐うどん」は男性だけど、「稲庭うどん」は女性だと思うんだよね。だいたい、うどんに“性”なんかあるわけないと考えるのが日本語だけど、あえて考えるとすればの話だよ。

でだな・・・フランス語で「うどん」は男性名詞なんだ。それはナゼかというと、日本の学者が決めてやったからなんだって。その件に関しては1997年に書いているので、下にリンクした2ページを読んでちょうだい。8年前に書いた文章だけど、言いたいことは今も変わらない。これを読むとフランス語が国際語として不適当だということがわかるだろう。フランスにないものを紹介するとき、融通が利かない言葉なのだ。

だからアタシは、この件に関して石原都知事を支持する。大きく間違ったことは言ってない。

ハトは平和のシンボルなのだ(全2ページ)