ハリケーンで思い出した映画

2005年9月5日

ニューオーリンズを襲ったハリケーン・カトリーナで思い出した映画をリンクしてみよう。(リンク先はアタシの感想文)

まずはニューオーリンズ・トライアル(サスペンス)。「トライアル」とは「裁判」のことで、この映画の大半は法廷劇になっている。興味深いのは陪審員制度だ。日本でも「裁判員制度」が導入される予定なので、是非見ておこう。

ルイジアナ州の場合、陪審員に支払われる日当はわずか16ドル。州によって陪審員の日当は違うが、最低は何と2ドルらしい。(チーズバーガー1個と飲み物しか買えない金額)

日本の場合、こんな時代遅れの日当で裁判員をやるヒマ人はいない。アタシだったら罰金を払ってでも拒否する。裁判員は人の一生を左右する裁判に関わるのだ。日当が1万円でも安すぎるだろう。

ニューオーリンズ・トライアル

ニューオーリンズで被災した貧困層は、毎月1日に支払われる生活保護をあてにしていたらしい。だから避難できなかったのだ。避難したくても当座のお金がなかったのだろう。ここで、「貧困層」と「生活保護」で思い出した映画は・・・ミリオンダラー・ベイビー

ミリオンダラー・ベイビー

女性ボクサーを演じたヒラリー・スワンクがアカデミー主演女優賞を受賞。その他に作品賞、監督賞(クリント・イーストウッド)、助演男優賞(モーガン・フリーマン)を獲得した作品だから、すでに観た人も多いと思う。

ストーリーの一部

主人公がボクシングで稼いだ金で、故郷の家族に家を買ってやる。ところが、母親は喜ぶどころか、「生活保護を受けているから、そんなものいらない」と言い出すのだ。家を手に入れたら生活保護が受けられなくなってしまうから。

これを見てアタシはちょっと不思議だった。日本人なら『働けばいいじゃないか』と誰だって思うだろう。どうやら、アメリカの貧困層には、労働意欲があまりないらしい。『どうせロクな職につけないなら生活保護でいいや』という人間が多いのだ。病んでいるとしか言いようがない。

そして、アメリカ政府は南部の貧困層から徴兵した兵士を危険地域に送る。今だったらアフガンとかイラクへ。一方、白人の幹部は日本の安全な基地でゴルフなんかやってる。海老名の映画館に日本人の彼女を連れてくるアメリカ軍人も多い。(けっこうモテるらしいな、ヤツラ・・・)

今日紹介した2本は、いずれも秀作なので、是非ご覧あれ。