ハリケーンのカテゴリーとは?

2005年9月22日

最近、ハリケーンの強さを表すのに「カテゴリー」という言葉が使われている。ルイジアナ州、ミシシッピ州に甚大な被害をもたらしたカトリーナはカテゴリー4。今、アメリカ沿岸に近づいているリタはカテゴリー5で、過去最大級らしい。これまでカテゴリー5のハリケーンは3度しか上陸したことがないと言うから、とんでもない破壊力だと想像できる。

カテゴリーを infoseek カタカナ辞典で調べてみると・・・

[1] 【哲】 範疇(はんちゅう).事物の認識における最も一般的な基本概念.もしくは認識の基本形式.

★アリストテレスの最高類概念,カントの純粋悟性概念.

[2] 一般に,同じ性質のものが属すべき範囲,部門.範疇.

では、なぜ「クラス」と言わないのか? たとえば、艦船なら大きさや能力の違いで「ロサンゼルス級」、「キティーフォーク級」、「こんごう級」(級=クラス)などと呼ぶことができる。すでに実体のある物であれば、概念が出来上がっているから「クラス」という言葉で表現できるわけだ。

ハリケーンや台風も衛星写真を見れば、なんとなく「デカイ」とか、「ヤバそう」と感じるが、上陸してみないと被害の大きさがわからないので「カテゴリー」という言葉を使うのだろう。

ハリケーンの「カテゴリー」は中心気圧の範囲で分類されているのではなく、最大風速で分類されている。だから誰でも実感が湧くものではないのだ。(中心気圧で分類するよりはマシだが)

風の強さを誰でもわかるように伝えるためには、「街路樹が倒れるほど」とか、「立っているのがやっとで風に向かって歩けない」と言った方がわかりやすい。だが、記憶に新しいハリケーンと比較して「カトリーナ級」、「リタ級」と表現することはできるだろう。(リタ級だと瞬間最大風速が70mを越えるので、車が吹っ飛んだり、高圧線の鉄塔が倒れるぐらいと想像できる)

ただし、ハリケーンや台風は、風力だけで被害の予想ができるものではない。風が強くても、雨が大して降らなければ「なーんだ」なんてこともあるし、風は大して吹かなくても局地的な大雨で大水害になることもある。だから、特に浸水被害が予想される地域や、地盤が緩い地域では、台風だけでなく、熱帯低気圧に対する警戒も必要だ。

このページは一度目を通しておいた方がイイね。ニュースで使われる表現は最大風速で決まるんだ。

台風に関する用語(気象庁)

強い台風:33m/s(64ノット)以上〜44m/s(85ノット)未満

非常に強い台風:44m/s(85ノット)以上〜54m/s(105ノット)未満

猛烈な台風:54m/s(105ノット)以上

釣り用 フローター

釣り用のフローター

近い将来、地球温暖化の影響で、ニューオーリンズ並みの大水害が起こるかもしれない。そんなときはこれ。釣り用に設計されたフローターだから小物入れがたくさんついている。もし、背が立たないほどの水かさになっても、これなら乗って移動できるぞ。(冗談で済めばいいけどね)